
バイオプラスチック ウッドマスの利用 都市ごみの利用
開催日時 2024年10月02日(水) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
限りあるカーポンニュートラルなバイオマスは燃料ではなく化学品原料として用いなければならない。既に、欧米ではバイオマスを原料とした化学品の製造が大規模で行われ始めた。日本でも生分解性プラスチックが一部製造され始めている。これらのバイオマスを原料とした化学品やプラスチックの製造方法と最新動向、そして、ウッドマスや都市ごみからの化学品製造の可能性などを詳説する。今後の日本でのバイオマスを原料とした化学品製造の指針となれば幸いである。
セミナープログラム
1. バイオマスの可能性
(1) 賦存量
(2) バイオエタノール
2. バイオナフサ
(1) マスバランス
(2) バイオエチレン
(3) エチレングリコール
(4) バイオプロピレン
(5) アクリル酸
(6) グリセロール原料
(7) フルフラールと誘導品
(8) HMFと誘導品
3. バイオポリマー
(1) 生分解性ポリマー
(2) ポリ乳酸
(3) ポリカーボネート
(4) PBS
(5) ポリエチレンフラノエート
(6) バイオナイロン
(7) Sorona
(8) ヒドロキシアルカノエ―ト
4. ウッドマス原料
(1) リグニン
(2) セルロースナノファイバー
5. 都市ごみの利用
(1) 化学品原料
(2) 芳香族
セミナー講師
アイシーラボ
ICLabo(Industrial Catalysts Laboratory)
代表
室井 髙城 氏
1968年 福島高専工業化学科卒
1968年 住友金属鉱山株式会社
1969年 日本エンゲルハルド株式会社(旧エヌ・イーケムキャット株式会社)
1982年 Engelhard プロセスのライセンシング カスタム触媒グループリーダー
1998年 化学触媒事業部長(貴金属触媒, ガス精製触媒, 石油精製触媒, ファインケミカル触媒, 貴金属の回収精製)
2000年 理事・化学触媒事業部長
2002年 事業開発部長(燃料電池, ポリオレフィン触媒,
2003年 執行役員 事業開発担当
2005年 執行役員 化学触媒担当
2006年 触媒学会副会長
早稲田大学招聘研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット常勤顧問
神奈川大学非常勤講師
2008年 アイシーラボ設立
BASFジャパン主席顧問
NEDO フェロー
2009年 日本ガス合成執行役員
セミナー受講料
1名:33,650円(税込)2名以降:28,650円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,650円(税込)/人
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