
~日本の洋上風力発電マーケット 浮体式洋上風力に関する技術動向~
セミナー趣旨
日本国内における洋上風力発電事業は、港湾プロジェクトが国内候補地での建設が進み一定の実績を積み重ねています。一方で一般海域での事業開発計画については、ラウンド1事業者の撤退など、洋上風力マーケット全体の将来に向けて、様々な懸案事項がハイライトされています。このような現状を分析しながら、国内洋上風力マーケットの今後の課題について解説します。
また着床式洋上風力に続き、今後日本での展開が期待される浮体式洋上風力については、関連する要素技術の国内外での進捗状況に焦点を当てて、GI基金の実証や国が掲げる開発ロードマップと照らし合わせながら現状分析します。さらに、それら浮体式洋上風力の今後の事業性を左右する洋上風力サプライチェーンについて、海外事例なども参考にしながら、グローバルな視点から今後の課題や展望についてご紹介します。
セミナープログラム
1. 国内洋上風力の進捗とマーケット分析
(1) 国内洋上風力マーケットの現状
(2) 一般海域ラウンド公募の振り返り
(3) GI基金浮体式実証に関する考察と今後の展望
2. 浮体式洋上風力に関する動向
(1) 浮体式洋上風力マーケットと今後の展開
(2) 国内浮体式実証事業と商業化拡大への課題
(3) 浮体式洋上風力関連技術の進捗
3. 洋上風力サプライチェーン
(1)海外における洋上風力クラスター形成
(2) 国内産業の強みとポテンシャル
(3) サプライチェーンマネジメント
4. 日揮が目指す“JGCリニューアブルエネルギー”
(1) 洋上風力発電 プロジェクト
(2) 浮体式洋上風力サプライチェーン
(3) 蓄電・蓄エネルギー
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
セミナー講師
日揮株式会社
執行役員
工務統括本部 本部長代行
勝岡 洋一 氏
1992年 北海道大学工学部卒業 、同年4月 日揮株式会社入社、国際事業本部建設部に配属後 一貫して海外オイル&ガスなどのエネルギープロジェクトに従事。
日揮におけるキャリアの半分以上を海外現場で過ごす。主な駐在国はシンガポール、カタール、ベネズエラ、インドネシア、UAEなど。インドネシア及びUAE(アブダビ)ではコンストラクションマネージャーとして現場建設工事をけん引。
2013年から2017年にかけて、コンストラクションマネージャー・モジュールマネージャーとして、複数の北米及びアフリカのオイル&ガス案件のFS、FEEDを担当。北米Fluor社など海外のエンジニアリング会社及び建設会社とのJVを遂行。
2017年 オイル&ガス統括本部 建設部長代行
2018年 新設のウィンドパワープロジェクト室長
2019年 日揮グループのHD化に伴い日揮ウィンドパワープロジェクト事業部長
2022年4月 日揮リニューアブルエネルギーソリューション部長
2024年4月 理事・工務統括本部長代行を経て、2025年4月より現職
セミナー受講料
1名:37,590円(税込) 2名以降:32,590円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,590円(税込)/人
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