
CO2メタネーションの最新動向と取り組み・課題・今後の展望【LIVE配信・WEBセミナー】
~NEDO事業2024年度成果を通して~
★2025年9月24日WEBでオンライン開講。株式会社INPEX 若山 樹 氏がCO2メタネーションの最新動向と取り組み・課題・今後の展望について解説する講座です。
■注目ポイント
★INPEXの2050ネットゼロへの取組みや、国内外の動向、最新の試験設備の状況に加え、NEDO事業の2024年度成果等について解説!
セミナー趣旨
★CO2-メタネーションによる合成メタン(e-methane)は、CCU (Carbon Capture and Utilization)技術であり、カーボンリサイクルに資するだけでなく、天然ガスや都市ガスの既存インフラ全てにおいて、大きな追加・変更を伴わずに低炭素化が可能であることが最大の利点とされている。
習得できる知識
CO2-メタネーションのような新たな技術の社会実装には、e-methaneを受容する「社会文化」、e-methaneを製造する「技術」、e-methaneによってCO2削減を可能とする「制度」の3要素が必要であり、本講演によって3要素に係る知識が習得できる。
セミナープログラム
■注目ポイント
★INPEXの2050ネットゼロへの取組みや、国内外の動向、最新の試験設備の状況に加え、NEDO事業の2024年度成果等について解説!
講座担当:枩西 洋佑
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:00
【講演主旨】
CO2-メタネーションによる合成メタン(e-methane)は、CCU (Carbon Capture and Utilization)技術であり、カーボンリサイクルに資するだけでなく、天然ガスや都市ガスの既存インフラ全てにおいて、大きな追加・変更を伴わずに低炭素化が可能であることが最大の利点である。INPEXでは、2013年から事業可能性検討を始め、2016年度からNEDO事業としてe-methaneを生産するCO2-メタネーション技術の可能性調査や基盤技術開発を実施している。2021年度からは世界最大級となる400 Nm3-CO2/hのNEDO-実用化技術開発事業を実施しており、既に試験設備の建設が終わり、試運転準備作業を進めている。本講演ではINPEXの2050ネットゼロへの取組みや、国内外の動向、最新の試験設備の状況に加え、NEDO事業の2024年度成果等について概説する。
【プログラム】
1.INPEXの2050ネットゼロへの取組み
(1)INPEX Vision@2035について
(2)2035年にありたい姿について
(3)CO2-メタネーションの位置付けについて
2. CO2-メタネーションに係る政策動向
(1)METI-メタネーション推進官民協議会おける議論について (2)METI-ガス事業制度検討WG等における議論について
(3)MOEJ-SHK制度算定方法検討会における議論について
3. CO2-メタネーションの国内外動向
(1)エネルギーに係る社会情勢について
(2)国内動向について
(3)国外動向について
4. CO2-メタネーションの課題
(1)平衡反応について
(2)最適反応器について
(3)コスト及びLCA試算(炭素強度)について
5. 400 Nm3-CO2/hのNEDO-実用化技術開発事業における2024 年度成果について
(1) 事業概要について
(2) 反応シミュレーション技術開発について
(3) 反応プロセス技術開発について
(4) スケールアップ等適用性検討について
6.今後の更なる展望
7.関連質疑応答
【キーワード】 CO2の有効利用、e-methane(e-メタン)、基礎排出量控除、CO2-メタネーション
【講演ポイント】 講演者は、2013年度からCO2-メタネーションの事業可能性を検討してきており、3つのNEDO事業を通して技術開発を主導しており、国内外の「制度」・「技術」について多くの知見を有している。
セミナー講師
株式会社INPEX 低炭素ソリューション事業本部 技術推進ユニット プロジェクトジェネラルマネージャー 若山 樹 氏
セミナー受講料
【1名の場合】38,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
38,500円(税込)/人