
〜回収・解体等の上流過程と技術開発、国内外ビジネス〜
セミナー趣旨
電気自動車(EV)市場が成長する一方で問題となりつつあるのは、EVで使用された中古リチウムイオン電池の処理である。環境保全および金属資源確保の観点から中古リチウムイオン電池のリサイクルは喫緊の課題となっている。
本講演では、中古電池の回収・解体といったリサイクル上流過程の現状、湿式・乾式精錬などリサイクル技術の開発および実用化の動向、さらにリサイクルに関わる国内外ビジネスの実情について解説する。また、今後実用化が期待されている全固体電池のリサイクルについても触れる。
セミナープログラム
1.EVおよびEV用リチウムイオン電池の市場動向
2.リチウムイオン電池の構造、正極材、寿命
3.中古リチウムイオン電池の回収と解体
4.リサイクル技術(湿式精錬、乾式精錬、その他)
5.全固体電池向けリサイクル技術の開発動向
6.リサイクルビジネスの実情および将来像
7.質疑応答
セミナー講師
山口大学 大学院技術経営研究科 教授
福代 和宏(ふくよ かずひろ) 氏
大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻博士後期課程修了(1998年)。日立製作所を経て、山口大学。博士(工学)、基本情報処理技術者、JICA短期専門家、SHASE技術フェロー。
セミナー受講料
1名につき 33,880円(税込) 同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。
■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。
■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
※ライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
追加料金11,000円(税込)で承ります。
ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
追記をお願い致します。
受講料
33,880円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
SDV に代表されるプロダクトの「ソフトウェア化」に対応するための基本方針
【目次】 前回の「SDV 時代における旧来のソフトウェア開発からの脱却と競争優位性確立のための戦略」は、「ソフトウェア定義型自動車... -
SDV(ソフトウェア定義型自動車)時代における旧来のソフトウェア開発からの脱却と競争優位性確立のための戦略
【目次】 自動車業界は電動化、ソフトウェア化、中国躍進、関税など、大きな変革期にあります。中でも「ソフトウェ... -
SDV(ソフトウェア定義型自動車)とは?注目の理由からメーカー動向、課題まで徹底解説
【目次】 現代社会において、自動車は単なる移動手段を超え、私たちの生活に深く根ざした存在へと進化を続けています。その進化の最前線にあ... -
インホイールモーターとは?常識を覆す駆動技術!EV進化の鍵は車輪の中に
【目次】 自動車の駆動システムはガソリンエンジンなどの内燃機関から、モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッド、そして電気のみで...