脱炭素燃料の商業化と用途拡大を加速する実装技術
セミナー趣旨
カーボンニュートラル実現のため,再エネの主力電源化を支える水素利用技術の確立が重要視されている。水素をエネルギーとして利用するために、水素の製造コストの低減、水素貯蔵技術の低コスト化、更には水素貯蔵材料の高機能化に基づく新たな用途展開が求められる。また、最近注目されるアンモニアやメタノールの製造・利用技術も本講演ではこれらに焦点を当てて、深堀していきたい。
セミナープログラム
1. 水素利用社会の意義
(1) 水素かバッテリーか?
(2) 素材としての水素とエネルギーとしての水素
2. 水素製造・貯蔵のコスト
(1) 水素製造コスト
(2) 水素貯蔵コスト
3. 水素貯蔵材料とその用途開拓
(1) 水素貯蔵材料の種類と機能
(2) 熱化学昇圧システム
(3) 水素貯蔵材料を用いた蓄熱
4. エネルギーキャリア
(1) アンモニア利用におけるコスト
(2) メタノール利用におけるコスト
(3) 分散電源化を支えるアンモニア・メタノール製造技術
(4) アンモニア吸蔵材料と蒸気圧制御
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
セミナー講師
広島大学
大学院先進理工系科学研究科 教授
水素エネルギー協会 理事
市川 貴之 氏
1997年 広島大学総合科学部卒業
1999年 広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程前期修了
2002年 広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程後期修了
2002年 広島大学総合科学部助手
2003年 広島大学自然科学研究支援開発センター助手
2006年 広島大学先進機能物質研究センター助教授
2007年 広島大学先進機能物質研究センター准教授
2015年 広島大学大学院総合科学研究科准教授
2017年 広島大学大学院工学研究科教授
2020年 広島大学大学院先進理工系科学研究科教授(現在に至る)
2022年 広島大学A-ESG科学技術研究センター長(現在に至る)
セミナー受講料
1名:37,770円(税込) 2名以降:32,770円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
ライブ配信受講
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴IDとパスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
※会場受講はございません
受講料
37,770円(税込)/人
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