
水素製造 アンモニア利用 太陽光発電
開催日時 2025年01月14日(火) 10:00 - 12:00
セミナー趣旨
カーボンニュートラル実現のため、再エネの主力電源化を支える水素利用技術の確立が重要視されている。水素をエネルギーとして利用するために、水素の製造コストの低減、水素貯蔵技術の低コスト化、更には水素貯蔵材料の高機能化に基づく新たな用途展開が求められる。また、最近注目されるアンモニアの製造・利用技術も本講演ではこれらに焦点を当てて、深堀していきたい。
セミナープログラム
1. 水素利用社会の意義
(1) 水素かバッテリーか?
(2) 素材としての水素とエネルギーとしての水素
2. 水素製造・貯蔵のコスト
(1) 水素製造コスト
(2) 水素貯蔵コスト
3. 水素貯蔵技術とその用途展開
(1) 水素貯蔵材料の種類と機能
(2) 熱化学水素昇圧システム
(3) 水素貯蔵材料を用いた蓄熱
4. エネルギーキャリアとしてのアンモニア
(1) アンモニア利用におけるコスト
(2) 分散電源化を支えるアンモニア製造技術
(3) アンモニア吸蔵材料と蒸気圧制御
セミナー講師
広島大学
大学院先進理工系科学研究科 教授
水素エネルギー協会 理事
市川 貴之 氏
1997年 広島大学総合科学部卒業
1999年 広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程前期修了
2002年 広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程後期修了
2002年 広島大学総合科学部助手
2003年 広島大学自然科学研究支援開発センター助手
2006年 広島大学先進機能物質研究センター助教授
2007年 広島大学先進機能物質研究センター准教授
2015年 広島大学大学院総合科学研究科准教授
2017年 広島大学大学院工学研究科教授
2020年 広島大学大学院先進理工系科学研究科教授(現在に至る)
2022年 広島大学A-ESG科学技術研究センター長(現在に至る)
セミナー受講料
1名:33,620円(税込)2名以降:28,620円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
33,620円(税込)/人
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