
★ 「測って終わり」にしない! 依頼者に響く報告のコツを伝授!
★ ベースライン補正、差スペクトルなどの活用方法を詳解!
日時
【Live配信】2025年9月26日(金) 12:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年10月7日まで受付(視聴期間:10月7日~10月17日まで)
セミナー趣旨
FT-IR(フーリエ変換赤外分光法)は、材料分析・異物解析・劣化診断など幅広い場面で用いられる分析手法ですが、「測って終わり」「スペクトルを見てもよくわからない」といった課題も多くあります。 本セミナーでは、FT-IRの基礎から実際の解析・報告に至るまでの一連の流れを体系的に学び、依頼者に伝わる報告の作成や説明のポイントを習得します。 「機器分析者の視点」からだけでなく、「依頼者の立場」に立った解釈・伝え方にも重点を置きます。
習得できる知識
分析の基本的な理解
FT-IRの基礎的なこと(何がわかる装置か、測定から解析までの概要)
分析結果の報告書と伝え方
セミナープログラム
1.分析でわかること
1.1 分析とは何をすることか
1.2 目的と手法、結果とのつながり
1.3 測定機器のいろいろ
1.3.1 観察に使用する機器
1.3.2 元素分析の機器
1.3.3 成分分離の得意な機器
2.FT-IRという分析機器の概要
2.1 FT-IRで得られる情報
2.2 分析装置としての位置づけ
2.3 スペクトルとは何か
2.4 FT-IRの長所と短所
2.5 FT-IRの測定方法
2.5.1 透過法
2.5.2 反射法
2.6 前処理
2.7 解析方法
2.7.1 データーベースでの解析
2.7.2 よく使用されるスペクトルの処理
2.7.3 具体的なものとの照合
2.7.4 ピーク解析
2.7.5 混合物解析フローチャート
2.8 FT-IRを用いるか、他の分析機器を使用するかのチェック
3.事例(FT-IRとその他の分析機器を用いての解説)
3.1 材料の分析
3.2 異物の分析
3.3 劣化の分析
4.報告
4.1 報告書の作成(表現、条件の記載など)
4.1.1 分析報告書の作成ポイント
4.1.2 報告書の構成例
4.2 依頼者への説明(社内、社外、対営業、対研究者など)
4.2.1 相手によって変える説明の視点
4.2.2 異物分析結果報告の具体例(社内、社外)
4.2.3 クレーム分析をお客様に説明する際のポイント
4.3 ワーク
4.3.1 「この報告書、改善するならどこ?」
4.3.2 「この説明、改善するならどこ?」
【質疑応答】
セミナー講師
あなりす 代表 博士(工学) 岡田 きよみ 氏
【講師略歴】
1984-2005 王子ホールディングス(株) (研究開発、分析部署)
2006-2016 (株)パーキンエルマージャパン(分光機器部署)
2016-2019 京都大学 工学研究科
2018- あなりす
セミナー受講料
1名につき 49,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき44,000円〕
受講について
セミナーの接続確認・受講手順はこちらをご確認下さい。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
分析化学
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