・マスタープラン作成/残留限度値設定/サンプリング/再バリデーション対応/DHTとCHTの設定/作業者教育/査察対応ポイント・具体的な指摘事項/Data Integrity etc…                   

☆洗浄バリデーションを体系的に学べると好評のセミナーです
 過去の多く寄せられたセミナーの質問に対する回答もご紹介いたします!
☆毎年最新の情報を踏まえて解説する人気セミナーです!

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:11/18~11/27(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。 

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    セミナー趣旨

     21世紀に入り、医薬品製造現場における品質保証の取り組みは大きく変化した。それは、品質リスクマネジメントとQuality by Design(QbD)に基づいたプロセス開発・バリデーションという言葉で表すことができる。
     そして、それに伴い洗浄バリデーションに対する取り組みにも変化が求められている。特に、洗浄バリデーションの中で検討しなければならないことは数多く存在し、そこでの失敗を防ぐためには、GMPの基本、そして洗浄バリデーションの要件をしっかりと理解して、自社に適した方針作成が求められている。
     本セミナーでは、最新のバリデーション、そして品質保証の考え方、そして洗浄バリデーションにおいて検討すべき項目やその留意点、規制当局による査察時の指摘事項などを紹介するとともに、特にワーストケースの考え方・残留限度設定手順(特に毒性データに基づく設定)・ホールドタイムの設定方法・目視確認の有効性評価などの課題に対して理解を深めるとともに、適切な対応を図るための基礎的な知識を提供する。

    習得できる知識

    ・ QbDに基づく洗浄バリデーションの考え方
    ・洗浄バリデーション時に検討すべき事項とその対応事例
    ・ワーストケースに基づく洗浄バリデーションの考え方・取り組み
    ・残留限度値設定のための考え方-従来の方法と毒性に基づいた方法-
    ・査察に対応するためのポイントと具体的な指摘事項
    ・Process Validation Stage 3に対する取り組み

    セミナープログラム

     1.はじめに
      1.1 医薬品の品質保証の歴史 -GMPとValidation-
      1.2 あらたな品質保証へ‐数値からStoryへ-
      1.3 洗浄バリデーションの歴史
      1.4 回収事例にみる洗浄バリデーションのポイント

     2.規制文書が求める洗浄と洗浄バリデーションのポイント
      2.1 JGMPにおける洗浄バリデーション
      2.2 EU GMPにおける洗浄バリデーション
      2.3 cGMP における洗浄バリデーション
      2.4 ASTM Internationalのガイド(E3106-18)における洗浄バリデーション
      2.5 Destin LeBlanc's cleaning validation memos

     3.洗浄バリデーションを実施するために必要となる文書
      3.1 バリデーションマスタープランとは
      3.2 マスタープラン作成上の留意点
       - 洗浄バリデーションマスタープランに記載すべき事項
       - 洗浄バリデーションマスタープランと洗浄手順書の関係
       - マスターバッチレコードと洗浄記録
       - Logbook記載上のポイント

     4.洗浄バリデーションにおける検討事項
      4.1 洗浄バリデーションの評価対象
      4.2 洗浄方法(マニュアル洗浄、CIP、SIP)
       - マニュアル洗浄、CIP、SIP
       - 専用部品と共用部品
      4.3 ワーストケースに基づく洗浄バリデーションへの取り組み
       - ワーストケースとは何か
       - ワーストケース設定上の注意点
       - ワーストケースに基づいたバリデーション
      4.4 ダーティホールドタイムとクリーンホールドタイム‐何を評価すべきか‐
       - ダーティホールドタイムの設定方法
       - クリーンホールドタイムの設定
      4.5 残留限度値の設定の考え方
       - 10ppm、0.1%、に科学的な根拠はあるか
        ・ 具体的な計算事例
        ・ 共有表面積の考え方
       - 毒性に基づいた基準‐90%の薬物で限度値が高くなる?‐
       - 目視基準をバリデーション時の残留性評価に利用できるか?
      4.6 サンプリングの留意点
       - Swab法か、Rinse法か
       - 回収率は、何%が求められるのか
       - 分析方法の選択 ‐TOCでの評価は可能か‐
      4.7 キャンペーン生産への対応

     5.作業者の教育訓練時の留意点
      5.1 洗浄作業者の適格性確認
      5.2 目視検査員の適格性確認 ‐
       - 限度値評価のための適格性
       - 洗浄終了時の確認のための適格性‐Dirty or Clean‐

     6.査察時に留意すべき事項
      6.1 査察手順
      6.2 準備すべき文書
      6.3 回答者が留意すべき事項
      6.4 指摘事項の具体例

     7. ライフサイクルを通した洗浄バリデーション
      7.1 Continued Process Verification(CPV)への対応
      7.2 製品品質の照査とCPVの違いとは何か

     8. 参加者からの質問への回答‐過去のセミナーでの質問に対する回答‐
      (例)限度値の計算結果が検出限界以下となった場合にどうするか?

     9. まとめ

     【質疑応答】


    キーワード:
    医薬品,バリデーション,GMP,PiC/S,セミナー,研修,講習

    セミナー講師

    (株)リボミック 品質保証責任者 薬学博士 宮嶋 勝春 氏

    《専門》
     製剤開発 (内服固形製剤、DDS製剤など)
     製剤の技術移管
     医薬品製造工場におけるGMP及び査察対応

    《略歴》
     1979年4月〜2000年2月 ゼリア新薬工業(株) 製剤研究所/中央研究所
               (医療用医薬品、OTC製品の製剤開発)
     1983年2月〜1985年10月 米国Utah大学薬学部留学 (経皮吸収製剤の研究)
     2000年3月〜2006年3月 テルモ(株) 研究開発センター (リポソーム製剤の開発と技術移管)
     2006年4月〜2008年7月 奥羽大学 薬学部 (製剤学、物理薬剤学担当)
     2008年8月〜2016年5月 武州製薬(株) 製造技術部/EHS部 部長
      (技術移管、ProcessValidation、査察対応)
     2016年6月〜2017年5月 一般社団法人 製剤機械技術学会 (JSPME) 事務局長
     2017年6月〜2021年6月 ナノキャリア(株) 研究部 部長
     2021年7月〜2023年6月 ナノキャリア(株) 取締役 (監査等委員)
     2023年7月〜2024年 NANO MRNA(株) (旧 ナノキャリア (株) ) 顧問
     2024年〜 PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター
     2024年5月~2024年12月PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター
     2025年1月~ (株)リボミック 品質保証責任者

    《活動等》
     1999年〜2000年 日本薬学会 評議員
     2002年〜2004年 ISPE日本支部 理事
     2011年〜2016年 製剤機械技術学会 理事
     2016年〜2020年 日本薬剤学会 評議員
     2017年〜2020年 レギュラトリーサイエンス エキスパート

    セミナー受講料

    55,000円(税込、資料付)
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    キーワード

    医薬品技術   洗浄技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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    医薬品技術   洗浄技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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