【オンデマンド配信】洗浄バリデーションにおける「残留許容値の設定」 「ホールドタイム(DHT/CHT/SDT/SHT)の留意点」「ワーストケースロケーション(WCL)とスワブ数の例」 「回収率テストの事例」

~不純物・分解生成物の限度量、微生物(発熱性物質)の残留許容値、洗浄剤の残留許容値~
 受講可能な形式:【オンデマンド配信】 

「洗浄バリデーションの実務者として知っておくべき基礎知識と
    実務者が抱える諸課題について、演者の経験を踏まえつつ考える!」


 日時

 2025年11月27日(木)まで申込み受付中/【収録日:2025年4月25日】※映像時間:4時間31分
※視聴期間:視聴案内日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     洗浄バリデーションの残留許容値の設定について、毒性データに基づく健康ベース暴露限界値(HBEL)が要請されている。しかし、HBELの算出は容易でない。また、スワブサンプリングの仕方や回収率テストの手法等、実務者は多くの疑問や問題を抱え試行錯誤を繰り返されているのではないであろうか。本講は、洗浄バリデーションの実務者として知っておくべき基礎知識と、実務者が抱える諸課題について、演者の経験を踏まえつつ一緒に考えていこうという講座である。

    習得できる知識

    ・残留許容値設定の変遷と最新動向
    ・ホールドタイムの検証で留意すること
    ・WCLの具体例
    ・スワブサンプリング箇所の考え方
    ・回収率テストの留意点

    セミナープログラム

    1.交叉汚染リスクへの対応が注目されている
     1.1 最新GMPが求める医薬品品質システム(PQS)とは
     1.2 現実世界には品質リスクマネジメント(QRM)が必要
     1.3 汚染管理戦略(CCS)が必要
     1.4 交叉汚染対策に関する査察時の指摘ポイントを知る(PIC/S備忘録PI043-1)

    2.洗浄対象物に思い込みをしない
     2.1 洗浄バリデーションは専用設備でも必要
     2.2 原薬供給業者が変われば不純物も変わる
     2.3 設備材質からの溶出物・浸出物も要注意
     2.4 洗浄剤、微生物も洗浄対象
     2.5 乾燥終了までが洗浄バリデーション 
     2.6 CCSの一環として洗浄バリデーションマスタープランを策定

    3.ダーティホールドタイム(DHT)とクリーンホールドタイム(CHT)
     3.1 長期間保管後に再洗浄すれば良い?(洗浄対象物が変わっているかも)
     3.2 CHTを実機で設定できる?
     3.3 ヒトがいれば発塵する
     3.4 スモークスタディの要請
     3.5 環境モニタリングデータの精度は低い
     3.6 床、壁の残留許容値はどう考える?
     3.7 分析機器のキャリーオーバーに注意

    4.残留許容値の設定
     4.1 残留許容値の考え方の歴史
     4.2 FourmanとMullin論文が一世を風靡
     4.3 0.1%基準、10ppm基準の問題点
     4.4 投与量基準から毒性発現量基準へ
     4.5 そもそも毒性とは
     4.6 ISPEのRisk Mapp(Baseline Guide)の論点とADE
     4.7 EMA(欧州医薬品庁)ガイドラインとPDE
     4.8 ASTM E3219-20のHBELの計算式
     4.9 HBEL(毒性発現量基準)の設定は専門知識が必要
     4.10 HBELに関する動向

    5.不純物・分解生成物の限度量
     5.1 ICH Q3ガイドラインの問題点
     5.2 遺伝毒性不純物はどう考えるか
     5.3 ICH M7変異原性不純物ガイドライン
     5.4 私見によるまとめ

    6.微生物(発熱性物質)の残留許容値

    7.洗浄剤の残留許容値
     7.1 LD50を用いることの議論
     7.2 各種洗浄剤、溶剤の紹介

    8.洗浄剤と自動洗浄(CIP)、手洗浄(COP)の留意点
     8.1 配管のCIPで留意すること
     8.2 スプレー装置で留意すること
     8.3 Worst case Location
     8.4 デッドレグは短く
     8.5 COPの留意点

    9.サンプリング方法の留意点
     9.1 スワブ法の問題点
     9.2 サンプリング箇所の設定
     9.3 どこからどれ位サンプリングするか
     9.4 接薬表面積の算出例
     9.5 その他のサンプリング法と問題点
     9.6 TOCによる残留確認
     9.7 サンプルの安定性に留意(Sampling Delay Time、Sample Holding Time)

    10.回収率テスト
     10.1 回収率テストの例
     10.2 回収率の計算

    11.査察時の指摘事例

    セミナー講師

    医薬品GMP教育支援センター  代表 髙木 肇 先生 (元 塩野義製薬(株) 製造管理責任者)

    <ご経歴>
    塩野義製薬株式会社にて、経口剤や凍結乾燥注射剤などの工業化検討、無菌製剤製造棟の構築プロジェクト遂行、国内外関連会社への技術指導、無菌製剤棟の製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を実施。

    <ご専門>
    無菌および非無菌製剤の工業化検討、バリデーション

    <業界での関連活動>
    台日製薬工業交流セミナー(台湾経済部工業局主催、医薬工業技術発展センター開催)での講演を始めとする台湾企業への技術指導、および国内食品・医薬品・医療器具メーカーへの技術支援を実施。

    <その他 所属・役職>
    NPO-QAセンター 顧問、ハイサム技研 顧問

    <著書・論文>
    「洗浄バリデーション」、「凍結乾燥のバリデーション」(共著)
    「GMP・バリデーション事例全集」(共著)
    「現場で直ぐ役に立つ製造指図記録書作成マニュアル」(共著)
    「新GMP手帖」(共著)
    「現場で直ぐ役立つ実務者のためのバリデーション手法」(共著)
    「医薬品製造のトラブル防止と対応ハンドブック」(共著)
    「ヒューマンエラー対策事例集」(共著)
    「GMP・バリデーション実務バイブル」(共著)
    「PIC/S GMP対応ノウハウ集」(共著)
    「無菌医薬品製造における三極規制と品質管理・無菌性保証の要点」(共著)
    「製薬用水の品質管理と設備/設計・バリデーションノウハウ集」(共著)
    「製造プロセスのスケールアップ正しい進め方とトラブル対策事例集」(共著)
    「無菌医薬品製造におけるGMP関連規制とバリデーション対応実務」(共著)
    など多数

    セミナー受講料

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    (備考)※WEBセミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
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    申込締日: 2025/11/27

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