
エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法
最新の低温エンドキシン不活化方法とは??
現状のエンドシキン測定の際のリスク課題についても解説!
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セミナー趣旨
リスクの高い再生医療器材、医療機器、医薬品等では滅菌された後の菌の死骸による毒性パイロジェン(エンドキシン)対策が必要となる製品もある。今回はエンドキシン対策としての無菌性保証のためのバイオバーデン管理要求やバイオバーデン測定時のバリデーションからエンドキシンの不活化技術、最新の低温エンドキシン不活化技術、現状のエンドシキン測定の際のリスク課題などを紹介する。
セミナープログラム
1.滅菌、無菌製品のバイオバーデン(汚染菌)の管理要求
・滅菌と無菌性の保証の基礎
・滅菌定義、無菌性保証水準SAL10-6と滅菌バリデーションの必要性
・無菌性保証のためのバイオバーデン管理の必要性
(日本薬局方、滅菌バリデーション基準)
2.バイオバーデン測定と微生物試験のバリデーション
・バイオバーデンとは
・微生物試験のバリデーション(培地性能試験、回収率試験等)
・微生物の殺菌法に対する抵抗性D値
・バイオバーデン管理に関する査察、審査(アラートレベル、アクションレベル管理)
3. エンドキシンとその対策
・エンドトキシンとは
・滅菌だけでなく菌の死骸の毒性パイロジェン(エンドキシン)の対策の重要性
・一般的なエンドキシンの不活化技術
・放射線照射滅菌でエンドキシン不活化は可能か?
・エンドシキン対策としてのバイオバーデンの管理の重要性
4.革新的、低温エンドキシン不活化装置の概要
・最新の不活化技術の概要と効果
・長所と短所
5.エンドトキン測定時の課題、リスク
・製品からの洗い出しに回収率の課題(製品への吸着等)
・エンドシキンフリー製品の留意点
6. その他
・エンドシキン不活化の関するヒューマンサイエンス研究他
・エンドトキンフリーと称する製品類について
キーワード:
エンドトキシン、エンドトキシン測定、パイロジェン、再生医療、医療機器、研修、セミナー
セミナー講師
価値創造&バリデーション支援センター 代表 山瀬 豊 氏
【エンドキシン不活化 ヒューマンサイエンスプロジェクト参画研究者】
【ISO滅菌バリデーション国内対策委員】
【微生物試験サービス設立経験】
【行政、認証機関等 滅菌研修講師】
《専門》
放射線計測、微生物試験、滅菌バリデーション、電子線滅菌、電子線素材利用
《略歴》
1980年 東海大学 工学部 原子力 工学科 卒業
1988年 住友重機械工業(株)入社 新規事業室 電子線事業部 つくばセンター
以降、日本照射サービス(株)、日本電子照射サービス(株)に社名変更
1988年 東京都立アイソトープ研究所 研修出向兼務 放射線滅菌、微生物試験研究
2004-2009年 日本電子照射サービス(株)取締役 営業部長、技術企画部長
2008-2010年 住友重機械工業(株)量子機器事業部 開発営業部 兼務
2008-2010年 住友重機械ビジネススクール(SBS)
2011年 日本原子力学会 原子力の知識技術普及貢献賞 受賞
2017年 住重アテックス(株)に社名変更 新規事業室 現在に至る
2018年 住友重機械工業 イノベーションフォーラム 社長賞(CSR部門)受賞
2024年 価値創造&バリデーション支援センター設立 代表
《活動等》
・ISO/TC198 WG2 医療機器 放射線滅菌国内委員
・ISO/TC85 WG3 加工放射線計測 国内委員
・行政薬務担当者研修講師
・医薬品、医療機器企業 滅菌、薬事他 コンサルティング
・放射線プロセスシンポジウム実行委員
・元日本防菌防黴学会評議員
・元日本食照射研究協議会理事
・各セミナー企画、アドバイス
《執筆等》
・「滅菌法及び微生物殺滅法(日本薬局方に準拠)」共著 (日本規格協会)
・「EB技術を利用した材料創製と応用展開」 共著 (シーエムシー出版)
・「電子線照射滅菌の概要と医薬品製造への応用」 (PHARM TECH JAPAN)
・「ガンマ線, 電子線, 変換 X 線滅菌」 (日本防菌防黴学会誌)
・「医療機器・医薬品等の電子線(高エネルギー EB)滅菌」 (日本原子力学会誌)
・「無菌医薬品の滅菌、無菌性保証等の課題、そして医薬品の電子線滅菌とパラメトリ
ックリリースによる無菌化プロセスイノベーション」 (製剤機械技術学会誌)
セミナー受講料
44,000円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
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