吸音・遮音の基礎(メカニズム)および評価方法と音響メタマテリアルへの展開

■注目ポイント

★吸音・遮音の基本的な考え方、多孔質材料の吸音メカニズム、吸音性能・遮音性能の正しい評価方法を解説!

 

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    セミナー趣旨

    昨今音響メタマテリアルの研究開発が盛んにおこなわれています。これは従来の吸音材・遮音材だと対策が難しい周波数帯域に対して適用できる可能性を有しているからにほかなりません。ただ、音響メタマテリアルを用いるとはいえ、そこで発現する吸音や遮音のメカニズムや正しい評価法をしっかり理解しておくことは非常に重要です。

    このセッションでは、吸音・遮音の基本的な考え方に加え、吸音材や遮音材の内装としてよく用いられる多孔質材料の吸音メカニズムについて紹介したうえで、吸音・遮音性能の代表的な計測方法およびその注意点についてご説明いたします。

    習得できる知識

    ・吸音・遮音の基本的な考え方
    ・多孔質材料の吸音メカニズム
    ・吸音性能、遮音性能の正しい評価方法

    セミナープログラム

    1. 音響メタマテリアルと吸音・遮音
    2. 吸音・遮音の基礎
      2.1.吸音、遮音とは
      2.2.吸音:反射、インピーダンス
      2.3.遮音:質量則、剛性則、コインシデンス、二重壁

    3. 吸音・遮音性能の測定方法
      3.1.吸音率・透過損失
      3.2.音響管を用いた吸音率・透過損失測定、測定の注意点
      3.3.残響室を用いた吸音率・透過損失測定、測定の注意点

    4. 多孔質材料の吸音メカニズム
      4.1.多孔質材料中の音波の振る舞い
      4.2.毛細管モデル
      4.3.Rigid frameモデル、Biotモデル

    【質疑応答】

    【キーワード】
    吸音、遮音、多孔質材料、質量則、二重壁、Biotモデル、音響管、残響室

    【講演のポイント】
    音響メタマテリアルに取り組む研究者・開発者は、バネマスモデルに基づくバンドギャップなどに関しては精通しているものの、吸音・遮音の基本的なメカニズムを理十分解できていない場合があります。多孔質材料を含めた物性としての吸音・遮音メカニズムをしっかり理解することで、従来よりも高性能な音響メタマテリアルを開発するヒントを得ることが期待できます。本講演ではその手がかりを提供いたします。

    セミナー講師

    三井化学株式会社  高分子・複合材料研究所 フロンティアサイエンスG  中川 博 氏

    セミナー受講料

    【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
      2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


     

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    東京都

    MAP

    【中央区】中央区立産業会館

    【JR】馬喰町駅・浅草橋駅 【地下鉄】東日本橋駅・馬喰横山駅

    主催者

    キーワード

    機械技術一般

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


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