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★ 圧着工程でシートが伸びる、成形速度を上げると圧着が不足するなどトラブル対策のヒントが得られる!
【Live配信】2025年7月16日(水) 10:30~16:30
【アーカイブ(録画)配信】 2025年7月28日まで受付(視聴期間:7月28日~8月6日まで)
セミナー趣旨
講師自身の、新規セラミック積層部品のプロセス開発〜量産化の経験に基づいた内容です。失敗経験から、なるべく回り道をせず製品化・量産化のためのセラミックグリーンシート成形技術・積層部品化技術の基礎を学べます。さらに、プロセス開発における特許出願事例についても説明します。 原料工程を含めて、セラミックグリーンシート成形技術から積層部品化技術の基礎が身に付きます。また、解析技術など周辺技術も習得できます。
習得できる知識
・セラミックグリーンシート成形技術の基礎
・セラミックグリーンシート成形の周辺技術
・セラミックグリーンシート成形技術の前工程・後工程
・スラリーの乾燥・管理
・バインダー・可塑剤の選定
・脱泡・粘度調整
・導電ペーストの選定
・印刷スクリーン・スキージの選定・管理
セミナープログラム
1.シート成形前工程
1.1 素原料紛混合
1.1.1 素原料紛の選定
1.1.2 ボールミル湿式混合
1.2 素原料スラリーの乾燥
1.3 仮焼
1.4 ボールミル湿式粉砕
1.5 分散
1.5.1 設備・条件
1.5.2バインダー選定
1.5.3 可塑剤選定
1.6 脱泡 (粘度調整)
2.シート成形工程
2.1 バインダー量・可塑剤量適正化
2.2 シート密度・空隙率
2.3 スラリーの管理
2.4 シート成形機
2.4.1 ダム構造
2.4.2 スラリー液面制御
2.4.3 スラリー性状
2.4.4 乾燥ゾーン
2.4.5 キャリアフィルム
3.シート成形後工程
3.1 ビアホール形成
3.2 内部配線印刷
3.2.1 導電ペーストの選定
3.2.2 耐シートアタック性
3.2.3 印刷スクリーンの仕様選定・管理
3.2.4 スキージの選定・管理
3.3 積層・圧着
3.3.1 積層位置合わせ手段
3.3.2 圧着条件
3.4 切断
3.5 焼成
3.5.1 温度プロファイル
3.6 端子電極形成
4.周辺技術
4.1 クリーン環境
4.1.1 クリーン度
4.1.2 温度・湿度
4.2 解析・評価技術
4.2.1 表面分析
4.2.1.1 SEM/EDX
4.2.1.2 EPMA
4.2.1 マイクロフォーカスX線透視装置
4.2.2 超音波探傷/超音波イメージング装置
5.特許出願の推進
5.1 利用関係
5.2 「製造方法」の出願例
5.3 「もの」の出願例
5.4 「製造設備」の出願例
6.まとめ
備考
主な設備メーカ、サプライヤー
【質疑応答】
キーワード:
セラミック グリーンシート 成形 スラリー セミナー
セミナー講師
栗原光技術士事務所 代表 栗原 光一郎 氏
技術士(化学部門・総合技術監理部門)
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
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受講料
55,000円(税込)/人
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