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★正しく・有効な分析をすることで、異物混入をゼロに近づける!
★単に異物を見つけた、成分がわかっただけでは留まらない、それを基にした異物混入の原因究明や対策の道筋を事例を交えて解説します!
セミナー開催にあたって
●はじめに:
異物問題において、担当者は以下の点に留意して取り組む必要があります。
1.何が異物とされるかは、その時代の価値観によって刻々と変化する。
2.混入原因は、原材料・製造環境と関係する。
3.分析依頼に至る場合、相手は何らかのトラブルを抱えている。
4.異物の成分が分かっただけでは、意味がない。
5.異物が生のままで混入しているとは限らない。
6.形状・性状などを拠り所に判断する重要性。
これらのポイントを踏まえながら、実際の異物分析の際の対処方法について、具体的に解説します。製品検査、品質管理、分析・組成解析等を担当されている技術者の方、ならびに顧客相談窓口、営業の方にも役立つ内容です。
異物混入でお困りのサンプル、写真等をお持ち下さい。その場で測定法のご提案および分析依頼についてのご相談などお受け致します。
●受講対象者:
本テーマに興味のある方なら、どなたでも結構です。異物問題は、メーカ、物流、販売から消費者に至るまでの広範な方々が直面し得る問題です。
●本セミナーで習得できること(一例):
・異物分析技術の基礎知識
・分析結果の解釈について
・異物の発生要因と混入防止策
・原因究明のための対処法
講師
株式会社住化分析センター 大阪ラボラトリー 技術開発センター 主幹部員 末広 省吾 先生
プログラム
1.なぜ異物は発生するのか?(被害拡大防止のために)
1.1 異物の定義・種類
1.2 最近の異物発生事例と特徴
1.3 代表的な混入物質(繊維、毛髪、昆虫、カビ、その他)
2.異物の検知(見えない異物をどのように捕らえるか?)
2.1 濾過捕集-光学顕微鏡観察、その他検知法
2.2 X線マイクロCT等、各種検査装置
3.検知した異物を分析する前に
3.1 事前の情報収集ならびに混入形態の確認
3.2 異物の分野ごとの特徴
4.異物分析の前処理
4.1 異物の性状確認(簡易識別)
4.2 サンプリングに必要なツール
5.分析機器の原理・特徴および組み合わせ
5.1 EPMA(SEM-EDX)、顕微IR、XRD、Raman、その他代表的手法
5.2 成分同定に至るまでのフロー
5.3 異物分析事例と結果の解釈について
6.分析結果から正確な組成情報を得るには?
6.1 原因解明への道程
6.2 異物の分析結果が原因物質と直結しないケース
7.質疑応答
<セミナー終了後>
個別質問・相談が可能です。
※異物混入でお困りのサンプル・写真等をお持ち頂けば、可能な範囲ではございますが、
その場で測定法・解決策など提案も致します。
●ご講演中のキーワード:
異物発生要因、EPMA、SEM-EDX、顕微FT-IR、成分同定、混入原因の解明
受講料
46,440円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
46,440円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
生産工学
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開催日時
10:30 ~
受講料
46,440円(税込)/人
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