
系統直結蓄電池、再エネ併設型蓄電池ビジネスの勘所
セミナー趣旨
電力事業法が改正され、系統蓄電池が発電事業に位置付けられた以降、系統側に蓄電池を設置し運用するビジネスの動きが活況だ。系統に直接接続する事業や再エネに併設する事業等いくつものビジネスモデルが考えられる一方、同ビジネスには多くの不確実性を秘めており、チャンスだけでなくリスクにもなる可能性がある。また、関係法令の改正により、24年4月からは再エネ併設型の蓄電池においても、系統から充電した電気を活用することが可能になり、さらなるビジネスの広がりが期待されている。
本講義では、系統側蓄電池ビジネスを検討されている企業の方々を対象に、蓄電池ビジネスの概観を説明した上で、今話題となっている系統直結蓄電池、再エネ併設型蓄電池ビジネスを行う上で押さえておくべきポイントを丁寧に解説する。
セミナープログラム
1. 蓄電池ビジネスの概観
2. 系統側蓄電池ビジネスの関連制度
(1) 卸電力取引市場
(2) 需給調整市場
(3) 容量市場/長期脱炭素電源オークション
(4) 各市場のリクワイアメント/アセスメント/ペナルティ
3. 再エネ併設型蓄電池の動向
4. 系統側蓄電池ビジネスへ影響を及ぼす重要トピック
(1) 第7次エネルギー基本計画
(2) 補助金動向の行方
(3) kWh,ΔkW同時市場
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
セミナー講師
株式会社日本総合研究所
リサーチコンサルティング部門 環境・エネルギー・資源戦略グループ
シニアマネジャー
早矢仕 廉太郎 氏
2015年3月、大阪大学大学院 卒業
2015年4月、株式会社日本総合研究所 入社(新卒)
2017年4月 経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会 出向 2019年4月 株式会社日本総合研究所 復職
セミナー受講料
1名:37,890円(税込) 2名以降:32,890円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
会場またはライブ配信受講
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,890円(税込)/人
前に見たセミナー
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
全樹脂電池とは?その仕組み、全個体電池との違いをわかりやすく解説
【目次】 近年、エネルギー技術の進化が目覚ましく、特に電池技術はその中心的な役割を果たしています。中でも「全樹脂電池」は、軽量で安全... -
IGBTとは?原理と仕組み、その利用法をわかりやすく解説
【目次】 IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)は、現代の電力エレクトロニクスにおいて非常に重要な役割を果たしています。特に、... -
熱雑音とは?知っておくべき基礎知識と対策法をわかりやすく解説
【目次】 電子機器や通信システムにおいて、熱雑音は避けて通れない問題です。特に、精密な測定や高性能なデバイスを求める現代においてその... -
SiC MOSFETとは?仕組みや利用における利点と欠点について解説
【目次】 シリコンカーバイド(SiC)金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)は、次世代のパワーエレクト...