
スタンドアローンか再エネ併設か。将来の蓄電池事業の行方を徹底解説
開催日:2024年05月31日(金) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
電力事業法が改正され、系統蓄電池が発電事業に位置付けられた以降、系統側に蓄電池を設置し運用するビジネスの動きが活況だ。系統に直接接続する事業や再エネに併設する事業等いくつものビジネスモデルが考えられる一方、同ビジネスには多くの不確実性を秘めており、チャンスだけでなくリスクにもなる可能性がある。また、関係法令の改正により、24年4月からは再エネ併設型の蓄電池においても、系統から充電した電気を活用することが可能になり、
さらなるビジネスの広がりが期待されている。本講義では、系統側蓄電池ビジネスを検討されている企業の方々を対象に、蓄電池ビジネスの概観を説明した上で、今話題となっている系統直結蓄電池、再エネ併設型蓄電池ビジネスを行う上で押さえておくべきポイントを丁寧に詳説する。
セミナープログラム
1. 蓄電池ビジネスの概観
2. 系統側蓄電池ビジネスの関連制度
(1) 卸電力取引市場
(2) 需給調整市場
(3) 容量市場/長期脱炭素電源オークション
(4) 各市場のリクワイアメント/アセスメント/ペナルティ
3. スタンドアローンか再エネ併設か
4. 系統側蓄電池ビジネスへ影響を及ぼす重要トピック
(1) 将来の電源構成の変化
(2) 補助金動向の行方
(3) kWh,ΔkW同時市場
(4) ネガティブプライス
セミナー講師
株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門
シニアマネジャー
早矢仕 廉太郎 氏
2015年3月、大阪大学大学院 卒業
2015年4月、株式会社日本総合研究所 入社(新卒)
2017年4月 経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会 出向 2019年4月 株式会社日本総合研究所 復職
セミナー受講料
1名:33,420円(税込)2名以降:28,420円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,420円(税込)/人
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