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適性品質を確保し,信頼性を高める,
全社をあげてのコストダウンを推進させよう!
★ 資材管理担当者の立場で,習得すべき基本技法の解説と具体的事例に基づくテクニックを体系的に指導します!
講師
野本経営研究所代表 野本 満雄 氏
中小企業診断士・資材管理士
【プロフィール】
1960年(株)東芝 本社資材部に入社。工場の資材ライン業務および,本社資材部にて資材スタッフ業務を担当。その後は同社富士工場などで資材部長を歴任。入社以来38年間一貫して資材・外注管理業務に携わり,その購買第一線での実務経験とたゆまざる理論研究を基に,退職後はコンサルタントとして独立。50,000人を超える講演・指導に裏付けされた実務研修は,明日からの実務改善に即役立つ実用本位の指導として,大変好評を博している。
著書に「購買担当者の実務-コストダウンのための購買業務マニュアル」(日本資材管理協会)があり,業界の注目を集めている。
受講のおすすめ
かつてない厳しい経営環境の中で,製品価格や利益への下押し圧力は依然衰えを知らず,一方で原材料の動向は波乱含み,購買・外注業務に求められる全社的な期待と役割は高まるばかりです。
本セミナーでは,購買担当者の心構え,見積価格の妥当性のチェック,コストダウン手法,発注先管理,納期管理,品質管理等の基本から開発購買やコンプライアンスの問題まで,「今」まさに,そして「これからの」購買・外注担当者が果たすべき役割の基本と実践を,東芝での実務経験38年の講師が事例をもとにわかりやすく解説いたします。
【受講対象者】
• 資材,購買,外注,調達部門などの担当者
• 新任担当者の方,またその指導担当者
• 購買・外注部門に必須な知識を基礎から学びたい方
セミナープログラム
- 1.ますます期待される購買部門・担当者の役割
- (1)購買業務のむつかしさと担当者の行動基準
- (2)調達活動を通じて利益を稼ぎ出す部門へ
- (3)受け身の活動から攻めの活動への転換
- (4)購買・外注担当者に求められる3つの条件とレベルアップ策
2.コンプライアンス経営に貢献する役割- (1)独禁法と下請二法の遵守
- (2)下請代金法の概要と改正のポイント
- (3)個別契約と基本契約について
3.全社ぐるみでのコストダウンを開発購買で推進する役割- (1)購入価格の70%以上は自社で決めている
- (2)もう一度見直したいVA/VE活動
- (3)開発購買4つのキーワードと具体的進め方
4.価格査定を行う役割- (1)前値と比較する方法
- (2)市場相場と比較する方法
- (3)類似品から類推する方法
- (4)現場・現物をチェックする方法
- (5)見積合わせによりレベルを知る方法
- (6)見積明細書の詳細分析方法
5.値下げ交渉・値上げ抑制交渉により成果を上げる役割- (1)値下げ交渉に臨む10の心得
- (2)大切な事前準備と質問の活用
- (3)本格的ネゴにおける戦略・戦術
- (4)値上げ要請ステップ別対応策
6.よりよい取引先の選定と日常管理を進める役割- (1)新規取引先を見つける方法
- (2)取引先の実態を調査する方法
- (3)取引先の評定と格付け評価
- (4)取引を開始・中止するときの注意点
7.売れるスピードにあわせた必要納期を確保する方法- (1)納期管理の目的
- (2)納期確保のための心構え
- (3)納期遅延要因別対応策
8.調達品の品質を的確に確保する方法- (1)要求品質の確認と取引先への的確な指示
- (2)取引先の品質管理体制の確認
- (3)品質保証契約の締結と責任者の登録
- (4)品質不良取引先への通告と是正処置の励行
9.「事例研究」〜取引先変更の可否〜- グループ討議と講師解説
10.まとめ
◎ 質疑応答
受講料
42,000円(税込)/人
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