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セミナー趣旨
現在も静電気は2つの障害を与える。ESDとESAである。この問題は電子部品の製造工程だけではなく、異物付着による不良の原因がESAに起因していることが多いことから殆どの製造工程において静電気対策の必要性が増している。現状、アース接地やイオナイザーの設置並びに導電性の無塵服・無塵靴など各種の静電気対策が実施されているが、その理由や対策の効果把握など、全体を俯瞰した静電気への正しい理解と再見直しが必要である。本セミナーでは、静電気の本質と用語について解説した後、静電気対策の基本と対策方法はじめ、現場でも役に立つ静電気の実施例を解説し、理解度テストとして30の問題を解いていただき解説する。
セミナープログラム
1.静電気の基礎知識
1.1 静電気とは何か?
1.2 静電気の正体とは何か?
1.3 ESA,ESDとは何か?
1.4 静電気の用語
2.静電気と湿度の関係とは?
2.1 静電気が現れる物質とは何か?
3.静電気対策の基本
3.1 静電気の正体から対策の基本を考える!
3.2 静電気対策の原理・原則を徹底解明する!
3.3 静電気対策の事例と結果から理由を解説する!
3.4 静電気対策の智恵と工夫を解説する!
4.クリーンルームの教育作業における 「静電気対策」の教え方・対策
4.1 歩行・作業はゆっくりと
(走るな,慌てるな,急ぐな,きょろきょろするな)
4.2 静電気対策用品の取扱い
4.3 静電気の誘導帯電には気をつけろ
4.4 持ち込み品と静電気(持ち込み禁止品は?)
4.5 業者受入時の静電気対策教育
4.6 困ったときの考え方と対策方針の考え方
4.7 現場での対策の智恵
5.静電気対策理解度テスト30問と解説
(事前に問題を送ります)
■みんなが知りたいQ&Aコーナー 【下記は過去の質問例】
Q.季節による湿度変化にどう対応すべきか?
Q.どの程度湿度が下がると静電気が発生するのか?
Q.製造工程のどこで静電気トラブルが生じるのか?
Q.見落としやすい静電気発生源とは?
Q.静電気対策としての静電服の効果は?
Q.アース線を引くだけではダメなのか?
Q.除電ブロアーの風向きと強さは?
Q.静電気チェッカー検査は1回でよいのか?
Q.台車に下げているチェーンの効果は?
Q.イオナイザー管理の考え方は?
Q.最適なイオナイザー・除電設備の選び方・使用法・留意点は?
Q.一般的な輸送時の静電気は(V)?
Q.なるべく低予算で静電気対策をしたい?
【質疑応答】
セミナー講師
クリーンサイエンスジャパン 代表 工学博士 園田 信夫 氏
【元・三菱電機(株)】
略歴
1973年 三菱電機(株)福岡製作所入社後、塗装・めっきの研究に従事
1989年 分析技術センター立ち上げ、半導体製造プロセスでの材料・プロセスの評価分析に従事。この間、分析センター長、品質技術部長歴任
1998年 九州工業大学情報工学部にて「水素プラズマスパッタリングによるSiC薄膜形成」により学位取得(情報工学博士)
2000年 ULSI開発センターにてクリーン化技術グループの立ち上げ、先端クリーン化技術開発に従事
2002年 三菱電機(株)パワーデバイス製作所品質保証部にて、アセンブリのクリーン化、静電気対策に従事
2009年 (株)オジックテクノロジーズ、取締役技術本部長
※その後、独立しクリーン化技術・静電気対策技術のコンサルタントとしてクリーンルームおよびクリーンブースについてのセミナー講演活動や現場指導に従事。国内外で活躍中。
※主著:『クリーンルームだけに頼らない本当のクリーン化技術』(情報機構)
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
受講について
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