Ｍ＆Ａにおける知的財産 ～取引を成功に導くＩＰの知識と検討ポイント～【オンライン／会場】

セミナー趣旨

技術革新が一層加速している近年、企業にとって、自らの技術・知見と他者の技術・知見をうまく組み合わせていくことが必須の状況になっています。このようなオープン・イノベーションの考えの下、外部の技術・知見を取り込む方法として、M&A取引は有効な手法の一つです。

知的財産に着目したM&A取引を積極的に検討し、成功させるためには、M&A取引に関する知識と知的財産権に関する知識を結集することが不可欠です。

本セミナーは、M&A取引に関係する各知的財産関連の知識や、M&A取引の交渉における知的財産権関連の論点などを解説し、M&Aと知的財産の関係性に関する知識を深め、知的財産の観点からM&A取引を成功に導く一助としていただくことを目的としております。

受講対象・レベル

経営企画部門、知的財産部門、法務部門、経理財務部門、海外事業部門、研究開発部門など関連部門のご担当者

セミナープログラム

1　知的財産のM&Aとのかかわりと重要性
　・知的財産に着目したＭ＆Ａとは
　・Ｍ＆Ａと他の手法との比較
　・Ｍ＆Ａにおける知的財産関係のリスク

2　知的財産（権）の種類・その特徴とM&Aにおける留意点
　・代表的な知的財産ごとに、その特徴とＭ＆Ａにおいて論点になり得るポイントを解説

3　M&Aにおける知的財産デュー・ディリジェンス
　・知財デュー・ディリジェンスの諸観点と関係者
　・調査スコープの決定
　・法務専門家による知財デュー・ディリジェンスの内容概観

4　M&A取引実行段階における知的財産の取扱い
　・Ｍ＆Ａスキームと知的財産の取扱い
　・最終契約における知的財産関連条項
　・知的財産関連の付随契約


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

森・濱田松本法律事務所　 パートナー弁護士　石川大輝 氏

2007東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了、2008年弁護士登録。2014年シカゴ大学ロースクール(LL.M.)卒業。2014年-2015年北米三菱商事出向。国内及びクロスボーダーのM&A取引多く取り扱うとともに、国内外のIPライセンス契約、共同開発、システム関連取引等、IP・テクノロジー関連の取引案件を専門に取り扱う。
近時の著作・論文として、『M&A法体系（第２版）』（共著、有斐閣、2022）、「Chambers The Technology M&A 2024 – Trends and Developments (Japan)」(2023)、「最新GDPR執行事例に基づくグローバルデータ保護デュー・ディリジェンスの展望（後編）― M&Aの場面における執行事例の教訓も含めて」(共著、Business Law Journal No.140、2019)、等多数。
受賞歴として、The Best Lawyers in Japan (2024 edition; Corporate and Mergers and Acquisitions Law)、Who’s Who Legal: Global Guide 2022 (Transport – Space & Satellites)。

セミナー受講料

受講料（1名につき）
会員　35,200円（本体　32,000円） 一般　　38,500円（本体　35,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。