
〜最新研究開発のあれこれと見据える将来〜
開催日:2024年 3月 5日(火)
セミナー趣旨
走行中ワイヤレス給電はそもそも必要か?そして、必要だったとしても実現可能か?
本当に普及するのであれば、将来来るであろう業界の大きな産業の変化に対し、各社対応しないといけなくなる。また、この技術は大量のコイルとインバータが必要であり設備機器が要であるが、車の産業にも関わる話となる。そしてコイルを埋めるので道路業界にも関わる。これら車業界や道路業界だけでなく、電力供給を考慮すると電力産業にも関わるなど、多くの産業に関わる事になる。
本セミナーでは、これらに関する話題や、問いに対して研究開発を現場で行っている立場から研究開発の事例を紹介する。
セミナープログラム
1.ワイヤレス給電の背景と基礎
2.走行中ワイヤレス給電の必要性
3.走行中ワイヤレス給電の実現可能性
4.走行中ワイヤレス給電と停車中給電の共存
5.走行中ワイヤレス給電の埋設技術
6.走行中ワイヤレス給電の制御技術
セミナー講師
東京理科大学 創域理工学部 電気電子情報工学科 准教授
居村 岳広(いむら たけひろ) 氏
2005年3月 上智大学理工学部電気電子工学科卒業。2007年3月 東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。2010年3月 東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士後期課程卒業。2010年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科客員共同研究員。2010年9月 東京大学大学院新領域創成科学研究科助教。2015年9月 東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻特任講師。2019年4月より東京理科大学理工学部電気電子情報工学科准教授。2022年10月〜2023年2月 University of Auckland, visiting researcher。2023年4月より東京理科大学創域理工学部電気電子情報工学科准教授、現在に至る。
2015年 Best Paper Award, IEEE WoW, Korea, Daejeon。2015 年 電気学会産業応用部門論文賞。2017年 IEEE Power Electronics Transactions First Prize Paper Award。2018年 Best Paper Award, IEEE ITEC Asia-Pacific。などを受賞。現在、磁界共振結合,電界共振結合を用いた電気自動車や電気機器や医療機器へのワイヤレス電力伝送の研究に従事。自動車技術会ワイヤレス給電システム部門委員会 委員長。電気学会、電子情報通信学会、自動車技術会、IEEE 各会員。
セミナー受講料
1名につき 36,300円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 30,800円(税込)
受講について
収録時間 2時間46分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
受講料
36,300円(税込)/人
前に見たセミナー
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
IGBTとは?原理と仕組み、その利用法をわかりやすく解説
【目次】 IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)は、現代の電力エレクトロニクスにおいて非常に重要な役割を果たしています。特に、... -
熱雑音とは?知っておくべき基礎知識と対策法をわかりやすく解説
【目次】 電子機器や通信システムにおいて、熱雑音は避けて通れない問題です。特に、精密な測定や高性能なデバイスを求める現代においてその... -
SiC MOSFETとは?仕組みや利用における利点と欠点について解説
【目次】 シリコンカーバイド(SiC)金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)は、次世代のパワーエレクト... -
ペロブスカイト電池とは?仕組み・信頼性・シリコン太陽電池との比較
【目次】 ペロブスカイトは、太陽光発電やエネルギー貯蔵技術において注目を集めています。この材料は、従来のシリコンベースの太陽電池に比...