商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み

官能評価データの解析と感覚に関する機器分析手法、
手触り・触感の定量化を解説

使用者の感じた感覚をいかに正確に評価し、
商品設計やマーケッティングに結び付けるか?



講師


山形大学 工学部 バイオ化学工学科 / 化学・バイオ工学科
理工学研究科 バイオ化学工学専攻 教授 野々村 美宗 氏

【ご専門】
界面化学、化粧品学

【ご略歴】

 1996年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、花王株式会社入社。11年間メイクアップ化粧料、皮膚洗浄料の商品開発を担当し、2007年から現職。日本化学会コロイドおよび界面化学部会奨励賞(2008年)など受賞。


受講料


R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。


(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


受講対象・レベル


 ・化粧品 ・繊維 ・食品 ・自動車 ・情報機器 ・原料・部品メーカー
 などの商品開発担当者向けです。


習得できる知識


 ・官能評価のやりかた
 ・データの解析の仕方
 ・官能評価に基づいた商品設計の実例
 ・物性・官能評価に基づいた触覚の評価と制御


趣旨


 官能評価は食品・衣料・化粧品から自動車・情報機器・ロボット・まであらゆる商品開発の現場で使われる必須のツールです。しかし、使用者の感じた感覚を正確に評価し、商品設計やマーケッティングに結び付けるのは難しいものです。
 このセミナーでは、アンケートを設計、得られたデータを解析し、商品設計の基本になる物性値に結び付ける方法を、具体例を交えて説明します。


プログラム


1.官能評価とは?
 1.1 なぜ官能評価をするのか?
 1.2 機器分析との違いと特徴
 1.3 官能評価のプロセス
 1.4 倫理審査

2.官能評価に影響を及ぼすファクターとそのコントロール
 2.1 評価方法の種類
 2.2 実験環境をどうするか?
 2.3 試料数とその提示法
 2.4 パネルの選び方と数
 2.5 評価に使うことばの選び方
 2.6 官能評価の尺度と特徴

3.官能評価用質問紙の作り方
 3.1 フェイスシートにはどんな内容を盛り込むか?
 3.2 質問紙の具体例

4.官能評価データの解析
 4.1 データ解析の基本
  ・平均
  ・分散
  ・標準偏差
  ・ガウス分布
  ・t分布
 4.2 検定:2つのスコアの間に差があるか?
 4.3 相関分析:2つの変量の間の関係
 4.4 回帰分析:3つ以上の変量の間の関係
 4.5 高度な解析法
  ・クラスター分析
  ・パス解析
  ・共分散構造解析

5.感覚に関する機器分析の一般的な考え方

6.手触り・触感のメカニズムと定量化技術の最新動向
 6.1 ヒトの触覚認識メカニズム
 6.2 触覚センサと触覚ディスプレイ
 6.3 自動車用材料・情報機器・スポンジ・樹脂材料への応用
 6.4 手触りがひとそっくりの人工皮膚の開発
 6.5 触覚による水認知のメカニズム
 6.6 水の触感のディスプレイの可能性
 6.7 さらさら・べたべた・しっとりの物理的起源
 6.8 シルクのような手触りの粉黛とその化粧料への応用


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