食品の官能評価の基礎と評価手法ならびに応用技術【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

食品のおいしさを左右する「味・香り・テクスチャー」は、機器分析だけでは測りきれません。官能評価の基礎からプロパネル育成、信頼性ある評価設計、清涼飲料水での実践事例まで、現場で“使える”官能評価のノウハウを体系的に習得できます。商品開発・品質評価に直結するデータを得るためのプロセスと判断基準をわかりやすく解説します!!

 

【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信(アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)付き)

 
 

 

 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    機器分析と比べた官能評価とメリットとして、「機器が不要で簡便・迅速に実施できる」と言われています。一般論としては正しいのですが、そんなに簡単なものではありません。デメリットとしては「個人差が大きい」「客観性に乏しい」「再現性に乏しい」と言われています。これも一般論としては正しいのですが、官能評価を理解して実践すれば解決できます。

     官能評価は、特段の勉強をしなくとも、誰でも簡単にできると思われがちですが、信頼性あるデータを出すためには、それなりの勉強が必要で、先人たちの官能評価事例からも学ぶ必要があります。私は「官能評価は高度な専門技術」と考えています

     本セミナーでは清涼飲料水での評価事例を盛り込みながら、官能評価の基本をお話いたします。清涼飲料水は官能評価が簡単な部類です。これが調理済食品になります、テクスチャーも入ってきますし、味・においの表現も広がっていきます。同じ試料を各パネリストに提供する手法も難しくなります。本セミナーでは清涼飲料水で基本を学んでください。

    受講対象・レベル

    各企業の研究者・技術者、品質管理担当者、商品開発・企画担当者などで、
    食品の官能評価(味、香り、おいしさ)を基礎から学びたい方・さらに理解を深めたい方

     
     

     

     

    必要な予備知識

    特に必要ありません。

     
     

     

     

    習得できる知識

    1)官能評価の基礎と手順・手法
    2)官能評価パネル(味、香り)の育成・選抜
    3)官能評価の実践ポイント
    4)食品の官能評価事例 など

     
     

     

     

    セミナープログラム

    1.官能評価の基本
     1-1 官能評価
     1-2 分析型官能評価と嗜好型官能評価
     1-3 分析型官能評価で大切なこと

     

    2.分析型官能評価の流れ
     2-1 官能評価の手順
     2-2 官能評価の進め方のポイント

     

    3.分析型官能評価パネルの選定
     3-1 官能能力試験によるパネルの選抜
     3-2 官能評価パネルに必要な要件
     3-3 社外パネルと社内パネル

     

    4.分析型官能評価パネルの訓練・育成
     4-1 官能能力試験に合格するための訓練
     4-2 官能能力試験合格者へのパネル委託
     4-3 官能能力試験合格後の育成
     4-4 味覚・嗅覚トレー二ングキット

     

    5.分析型官能評価の実施ルール
     5-1 官能評価パネルの選定
     5-2 官能評価法の選定
     5-3 官能評価試料の調整
     5-4 官能評価日時の設定
     5-5 官能評価に及ぼす心理理的影響
     5-6 試料の提示技法

     

    6.官能評価の環境
     6-1 官能評価室

     

    7.分析型官能評価の手法
     7-1 識別評価(2点識別試験、3点識別試験、1対2点識別試験、評価事例の紹介)
     7-2 定量化・尺度法(評価事例の紹介)
     7-3 特性プロファイル法(官能評価用語、QDA法、TI法、TDS法、TCATA法、官能評価ソフト、評価事例の紹介)

     

    8.官能評価データの解析ソフト紹介
     8-1統計解析ソフト

     

    9.異臭検出
     9-1 異臭とオフフレーバー
     9-2 異臭識別試験
     9-3 評価事例の紹介

     

    10.嗜好型官能評価
     10-1 嗜好型官能評価の進め方
     10-2 アンケート調査
     10-3 評価事例の紹介

     

    11.官能評価の裏付け
     11-1 機器分析
     11-2 生体計測
     11-3 評価事例の紹介

     

    質疑・応答

     
     

     

     

    セミナー講師

    跡部技術士事務所(食品開発コンサルタント) 代表  跡部 昌彦 先生

    技術士(農業部門、総合技術監理部門) 

    1959年 ポッカレモン(株)に入社 (その後、(株)ポッカコーポレーションと社名変更)
    以降、清涼飲料水や粉末・乾燥食品、レトルト食品、健康食品などの商品開発、食品素材開発、食品加工技術、食品機能研究、おいしさ評価のほか、研究開発マネジメント業務を担当
    2009年 味の科学研究所 所長
    2013年 会社統合でポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)となり、引き続き、味の科学研究所 所長
    2015年 研究開発本部 シニアマネージャー
    2016年 定年退職、引き続き嘱託社員(技術顧問)として勤務
    2017年 跡部技術士事務所(食品開発コンサルタント)を開業 (現在に続く)
    2018年 ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)を雇用期間満了で退職著作
    「食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ」(共著、R&D支援センター、2023年)
    「トコトンやさしい香料の本」(共著、日刊工業新聞社、2023年)
    その他多数

    所属学会・協会
    公益社団法人日本技術士会
    公益社団法人日本食品科学工学会
    一般社団法人日本官能評価学会
    一般社団法人日本臨床栄養協会

    役職・活動状況
    公益社団法人 日本技術士会 登録 食品技術士センター 副会長
    公益社団法人 日本技術士会 中部本部 愛知県支部 幹事(企画研修委員長)
    包装食品技術協会 事業推進委員(刊行物担当)
    大同大学 建築学部 建築学科 かおりデザイン専攻 客員教授

     
     

     

     

    セミナー受講料

    (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円

    テキスト:PDF資料(受講料に含む)


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    食品加工   官能検査   感性工学

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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