機械設備の計画・設計チェックと仕様書作成のポイント

要求事項、仕様を多角的に検討し仕様書に反映する
機械設備の計画・設計チェックと仕様書作成のポイント 
複雑化・高度化している機械設備の計画、設計を
効率よく実施・チェックできるようになる

セミナー講師

竹内 春樹 氏
TAKE技術士事務所所長
技術士 機械部門
労働安全コンサルタント

 技術士(機械部門)、労働安全コンサルタント(機械安全)、安全管理者選任時研修講師。
昭和52年東京都立大学(現:首都大学東京)工学部機械工学科修了し、NKK日本鋼管(株)(現:JFEエンジニアリング(株))入社。
 プレスブレーキ、シャーリングマシン、油圧プレス等金属加工機械や鍛圧機械設備、自動車・家電等製造メーカ向け各種FA(ファクトリーオートメーション)及びスタッカクレーンを核とする物流機械設備等の計画、設計、開発、工事監理に携わる。また、機械式立体駐車場・駐輪場の計画、商品開発も手掛けその普及及び部品製造工場の各種改善指導に努める。
 専門領域は、機械設計、生産性向上、品質改善、本質安全化、プロジェクトマネジメント及び事業場の安全診断・改善指導等で、日本技術士会会員、労働安全コンサルタントとして、各種機械設備の技術監理、品質、安全に関する社会貢献活動を積極的に展開しており、機械設計、機械安全、労働安全マネジメントシステム等の講師も務めている。

セミナー受講料

43,000円(消費税込・テキストおよび昼食を含みます。)

セミナー趣旨

 機械加工工場、製品組立工場、物流センター等機械設備に対する要求事項は、近年の経営環境の変化、IoTなどの技術革新により日に日に複雑化、高度化しています。
 他方、多額の設備投資が必要となる新設建設や大規模な改造工事は厳しい経営状況で少ないことから、メーカ技術者や工場技術者は、機械設備の新設や大規模改造工事を担う機会が少なくなっています。この状況下でも、メーカ技術者や工場技術者は、機械設備の新設建設や大規模改造工事があった場合、その計画、設計段階で従来以上に要求事項、仕様などについて多面的に検討し、そのミッションを達成、成功させなければなりません。特に、工場技術者にとって機械設備は、所属する会社の独自価値を生む大切な宝であることから、エンジニアリング製造メーカに頼るのではなく、積極的にその計画に参画し、要求事項、仕様をまとめ、メーカへの仕様書に織り込む姿勢が強く求められています。
 本セミナーでは、これらメーカ技術者や工場技術者向けに、機械設備に関する当初の構想段階の検討から導入決定までの流れに触れた後、計画・設計時の基本仕様、信頼性、安全性、保全性等のチェックすべきポイントを説明すると共に、それを過不足なく仕様書・手順書等へ反映させるポイントについてもわかり易く解説します。
 これにより、複雑化、高度化しているどのような機械設備であっても、その計画検討から完成までの検討手順が理解でき、かつ漏れなく、効率よく機械設備の計画や設計を実施、チェックできるようになります。尚、計画・設計時の機械設備に関する基本仕様、信頼性、安全性等多面に渡るチェックポイントについては、マニュアル的に使えるようリスト形式でまとめているため、実務ですぐに役立ちます。

セミナープログラム

1.機械プラント設備の導入決定までの流れ
1.1 設備設置目的の明確化(目的と目標)
1.2 設備計画の検討
  (1)設備計画のプロセス
  (2)基本的な考え方
  (3)設備計画の方針
  (4)設備計画時に考慮すべき点
  (5)設備が具備すべき条件
  (6)投資と予算
  (7)法規及び関係官庁への届出

2.計画・設計のチェックポイント
2.1 基本仕様のチェックポイント
  (1)基本方針・計画
       (生産・処理能力、プロセス、レイアウト、コスト等)
  (2)機械設備共通
       (設備の形式・構造、駆動系、電気計装・制御、基礎、環境等)
2.2 項目別チェックポイント
  (1)性能・機能・操作性
  (2)信頼性
  (3)安全・衛生・環境・防災
  (4)保全性
  (5)機械要素
  (6)配管・油空圧シリンダ・油圧
  (7)官庁届出・チェックリスト

3.仕様書、図面、図書類への反映ポイント
3.1 仕様書
3.2 図面
3.3 要領書、手順書

4.設計〜製造〜試運転での見直し
5.完成設備の検証とそのポイント
◎ 質疑応答