
現役の医師が着目する医療統計の正しい解釈の解説!!
MR・MSL・学術担当者や医薬品開発者などが医師に論文の統計論理を分かりやすく説明できるようになる!
セミナー趣旨
医療研究に関する統計法はさまざま存在しますが、それらの統計法の特徴を知った上で結果を適切に解釈し、研究結果の説明をする必要があります。今回、それを可能とするために必要な知識、例えばなぜさまざまな種類の統計が存在しているのか、どのような方法で適切な統計を選択しているのか、統計法の1方法である検定の結果はどのように適切に解釈するのか、論文での統計結果が正しいか、それとも“ごまかし”なのかをどのように見抜くのか、そして研究結果を適切で効果的に説明するコツは何か、などについて解説する予定です。
セミナープログラム
午前講義10:30-12:30
1. 検定と推定
1.1統計の必要性
・そもそもなぜ統計が必要なのか.
1.2検定の意味
・検定とは何か.
・検定結果P値は何を示すのか.
・P値から何が言えるのか.
1.3推定の意味
・推定とは何か.
・推定結果から何がわかるのか.
1.4検定と推定の関係
・検定と推定にはどのような関係があるのか.
2. 適切な統計法の選択法
2.1統計法の種類
・統計法はなぜ多数存在するのか.
2.2データの種類
・データにはどのような種類があるのか.
・データに種類に違いがあるのはなぜか.
・データの種類の区別上の問題点は何か.
2.3データの種類の違いによる統計法の選択法
・データに種類に違いにより統計法が異なるのか.
・データに種類に違いにより選択すべき統計法はどれか.
午後講義13:30-15:45
3. 統計学的観点からみた臨床試験結果の解釈
3.1研究形式にどのような種類があるのか.
・ランダム化比較研究、コホート研究、ケース・コントロール研究など.
3.2研究形式の違いにより統計法は異なるのか.
・相対比、オッズ比など.
3.3統計の“ごまかし”を見破る方法.
・論文上の統計法の記載をチェック.
・臨床試験のエンドポイントをチェック.
・第1の過誤と第2の過誤の問題を解決しているかをチェック.
4. 統計結果を適切、効果的に伝えるコツ
4.1統計結果の効果的な示し方.
4.2研究の“ごまかし”がないかどうかを伝える.
・研究形式に合った統計結果を示す、など.
4.3必要対象数が適切かどうかを伝える.
・対象者数の算出法のチェック法とその判定の報告.
【質疑応答】
セミナー講師
浅井 隆 先生 獨協医科大学埼玉医療センター 医師
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
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受講料
55,000円(税込)/人
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