【3ヶ月マスター通信教育講座】バリデーション入門講座

 3か月講座   テキスト郵送形式 

GMP事例集2022年版・GMP省令改正等最新規制を踏まえた基礎講座です。
実務対応の観点からバリデーションの考え方を習得しましょう!

★この講座は通信講座です★
(※システム上セミナーと表記されている箇所がありますが、セミナーではありません
このページは、冊子様式テキストで学習していただく『テキスト郵送形式』の通信講座です。
開講より1ヶ月ごとにテキストを郵送させていただきますので、後日、演習問題に解答いただき、添削の上、結果をご返却致します。
<受講の流れについて> <通信教育講座規則>

開講日

2022月8月31日(申込締切 8月25日)

セミナー趣旨

 3ロット程度の予測的バリデーションで恒常的に品質を保証し得るものではない。商業生産に入ってからも、継続的に検証しなければ品質保証レベルを維持・向上させることはできない。また、品質リスクは構造設備や製造工程だけにあるのではない(輸送リスクなど)。
 こうした最新の考え方を紹介すると共に、適格性評価、プロセスバリデーション、継続的工程ベリフィケーション、CSV、支援システムバリデーションの具体的な実施法を分かり易く解説する。

習得できる知識

・最新のバリデーションの考え方
・バリデーション指針への対応(バリデーションマスタープランの作成等)
・コンピュータ化システムバリデーションの手法
・バリデーション文書の作成事例

セミナープログラム

第1講「バリデーションの基礎知識」

1.バリデーションの歴史
 1.1 バリデーションがGMPに組み込まれた経緯
 1.2 バリデーション概念の進化
 1.3 商業生産に移行後のベリフィケーション
 1.4 米国のプロセスバリデーションガイダンス
2.バリデーションの対象
 2.1 重要工程とは
 2.2 DQ~PQの対象設定
3.バリデーションに対する誤解
4.適格性評価
 4.1 バリデーション基準での規定
 4.2 PIC/S GMP Annex15の規定
5.ユーザー要求仕様書(URS)の作成
 5.1 責任の明確化
 5.2 企業方針の明確化
 5.3 秘密保持契約
 5.4 URSの記載項目例
6.デザイン適格性評価(DQ)
7.据付時/運転時適格性評価(IO/OQ)
8.校正(Calibration)
9.性能適格性評価(PQ)
10.プロセスバリデーション(PV)
 10.1 予測的バリデーション
 10.2 コンカレントバリデーション
 10.3 回顧的バリデーション
11.従来法のプロセスバリデーションの代替法
12.ハイブリッドアプローチ
13.再バリデーション
14.変更時のバリデーション
15.適格性再評価:Re-Qualification

○演習問題

第2講「空調・製造用水・CSV・分析法バリデーション・輸送ベリフィケーション・包装バリデーション」

はじめに
1.空調システムの適格性評価
 1.1 共有設備内の交叉汚染に関するPIC/S備忘録
 1.2 空調システムのIQ/OQ
 1.3 空調システムのPQ
 1.4 清浄度の測定
 1.5 微生物の測定
2.製造用水バリデーション
 2.1 製薬用水システムのIQ/OQ
 2.2 用水のサンプリング
 2.3 製薬用水のPQ
3.コンピュータ化システムバリデーション(CSV)
 3.1 概要
 3.2 開発業務と検証業務
 3.3 ソフトウェエアカテゴリ分類
 3.4 製品品質に対するリスク評価
 3.5 ベンダー(供給者)アセスメント
 3.6 DQ
 3.7 IQ
 3.8 OQ
 3.9 PQ
 3.10 ERES指針
4.分析法バリデーション
 4.1 真度
 4.2 精度
 4.3 特異性
 4.4 検出限界
 4.5 定量限界
 4.6 頑健性
5.輸送のベリフィケーション
 5.1 輸送のベリフィケーションの必要性
 5.2 GDP対応のための調査事項
 5.3 GDP対応のための前提条件の明確化
 5.4 GDP対応のための実験・検証事項
 5.5 試験室での保冷テスト・強度テスト例
 5.6 トラックの振動衝撃調査例
 5.7 落下衝撃試験例
 5.8 偽造薬対策
 5.9 温度マッピング
6.包装のバリデーション

○演習問題

第3講「洗浄バリデーションとバリデーション関連文書類」

1.洗浄バリデーション
 1.1 洗浄バリデーションを過信しない
 1.2 クリーンホールドタイム(CHT)
 1.3 ダーティホールドタイム(DHT)
 1.4 我が国の洗浄バリデーションに対する要請事項
 1.5 PIC/S GMPの洗浄バリデーションに対する要請事項
 1.6 米国の洗浄バリデーションに対する要請事項
 1.7 ワーストケース製品の選定
 1.8 微生物・エンドトキシン
 1.9 残留許容値の設定
 1.10 残留許容値に関する私見
 1.11 サンプリング方法の留意点
 1.12 回収率テスト
 1.13 サンプリングポイントの選定と根拠例
 1.14 接薬表面積の算出
2.バリデーション文書
 2.1 バリデーションマスタープラン(VMP)の作成要請の背景
 2.2 バリデーションに関する手順書
 2.3 VMPに関するPIC/Sの推奨事項
 2.4 大規模プロジェクトで有用な個別のマスタープラン
 2.5 バリデーション実施計画書
 2.5 バリデーション実施報告書
 2.6 バリデーション実施計画書/報告書の記載例
参考資料一覧

○演習問題

【情報機構:通信教育講座規則】

1 受講料について
受講料のお支払いは開講日までにお願いいたします。

2 演習問題解答、添削結果返却について
各講座(第1~3講)開講から、1ヶ月以内に各講座テキスト最後の演習問題について解答していただき、FAXまたはe-mailにてお送りください。
指導講師に答案を送付、添削評価と事務処理の後、これを返却いたします。

3 ご質問について
・質問は指定の質問専用メールアドレスに送信下さい。
・質問の送信先を間違われた場合は、受付はできません。
・講座に関係の無い質問は受け付けません。
・質問の受付は講座閉講をもちまして締め切らせていただきます。

4 その他
・講座進行妨害(メールでの中傷的な連絡、やりとり)を行った方には通信講座受講を退学していただくこともございます。
・ネット上のトラブルにおいての損害を被った場合、責任を負いかねます。
・テキスト記載内容の転載・コピー・販売等は禁止します。

セミナー講師

医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 先生

■略歴
 元塩野義製薬(株) 製剤技術部次長、エンジニアリング部次長、摂津工場製造第四長などを歴任。
 塩野義製薬にて固形製剤および無菌製剤の工業化研究、製剤包装棟(凍結乾燥製剤棟、アンプル注射剤棟など)の構築プロジェクト遂行、国内外関連会社への技術支援、無菌製剤の製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を経験。

取得特許  デキストラン類の凍結乾燥方法(特開平8-126685)など3件
執筆   「凍結乾燥のバリデーション」(共著)、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)「現場で直ぐ役に立つ 製造指図・記録書作成マニュアル」(共著)、「GMP初級読本」(共著)「医薬品の品質ガイドブック」(共著)など

受賞   中国海南省優秀新製品評議審議委員会一等賞
      日本薬剤学会  製剤の達人

■専門分野・研究
・凍結乾燥技術を始めとする無菌製剤製造技術全般
・製造管理(用水管理、空調管理、変更逸脱管理、異物対策、交叉汚染防止策など)
・衛生管理(防虫防鼠、清掃・消毒・滅菌・除染)
・バリデーション全般
・コンテイメント技術(産業衛生、アイソレータ技術)
・教育訓練
・PIC/S GMP(グローバル対応)
・ICH-Qトリオ

■本テーマ関連学協会での活動
平成22年 日本薬剤学会 「製剤の達人」受賞 (凍結乾燥技術に関して)

セミナー受講料

1名 37,400円
2名同時申込の場合 50,600円
3名同時申込の場合 56,100円
4名以上同時申込の場合、1名につき、18,700円

通信教育講座受講の流れについて

【ご注意】
1) 演習問題解答、添削結果返却について
指定された締切日までに、解答用紙に記入してFAXまたはe-mailにて送信ください。
ご質問、演習問題添削結果の返却につきましては、以下の都合上、遅れる場合がございます。予めご了承ください。
 ・ 不慮のシステムトラブル
 ・ 講師の先生のご都合(急な海外出張等)


申込締日:2022/08/25

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


0:00  
締めきりました

受講料

37,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

申込締日:2022/08/25

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37,400円(税込)/人

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医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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