蒸留の基礎 <実験室から現場まで>

蒸留を1から学びたい方、スケールアップの手法やトラブル事例などを

詳しく知りたい方にお勧め!


★ 経験豊富な講師が1日でわかりやすく解説いたします。


講師


有限会社アイタック 板倉技術士事務所 代表 板倉 啓裕 先生
技術士(化学部門)

■ ご略歴:
1967年3月 大阪市立大学大学院修士課程修了(応用化学専攻)
1967年4月 高砂香料工業株式会社入社
職務経験:
 不斉合成触媒によるL-メントールの工業化成功
 高砂香料工業株式会社鹿島工場建設計画に参画
 医薬中間プラントの建設と運営遂行
 スペイン工場勤務
2002年10月 高砂香料工業株式会社定年退職
2002年8月  有限会社アイタック設立現在に至る

■ 専門および得意な分野・研究:
化学物質の分離・精製技術(蒸留、抽出、昇華等)
蒸留・抽出・反応に関する製造装置設計
有機合成化学(医薬、液晶、高分子等)
香料製造(合成香料、天然香料、フレーバー)
化学実験の実施・指導

■ 本テーマ関連学協会での活動:
分離技術会関係
1.「蒸留基礎・応用から現場まで」1999年 日本大学にて
2.「香料工業における分離・精製技術の現状と将来展望」2001年化学工学会
3.「標準沸点と相対揮発度の関係について」(1) 2014年 名古屋大学にて
4.「標準沸点と相対揮発度の関係について」(2) 2015年 明治大学にて


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引


セミナーポイント


■ はじめに:
 1.蒸留の基礎的事項と実験法、スケールアップ手法、および装置設計法について
   解説いたします。
 2.沸点差から所要理論段数の概略計算法(理想溶液)について解説します。
 3.科学者にとって必須のExel機能ゴールシーク、ソルバーを使った理論段数の
   簡易計算法の練習を行います。
 4.やってはいけない蒸留と過去の事故例についてお話します。

■ ご講演中のキーワード:
 気液平衡図(xy線図)、飽和蒸気圧線図(Cox線図)、相対揮発度、理論段数、還流比、
 最適焚き上げ量、水蒸気蒸留、スピニングコーンカラム、SAFE、
 化学反応と蒸留を応用した新しい分離法の紹介。

■ 受講対象者:
 蒸留を始めたばかりの方から、業務に活かすための知見を得たいと考えておられる方、現在懸案事項を抱えておられる方、将来必要になると考えておられる方など、どなたでも蒸留に関心ある方なら受講可能です。

■ 必要な予備知識:
 高校程度の数学基礎のある方、例えば方程式、LOG計算電卓が使える程度の
 数学的基礎のある方

■ 本セミナーで習得できること
 1.蒸留の基礎知識の習得。
 2.天然物から有用物質の蒸留分離・精製法。
 3.蒸留装置の設計(蒸留塔高さと塔径など)の簡易計算法。
 4.科学者にとって必須のパソコンExcel機能のゴールシーク、ソルバーの使用法。


セミナー内容


1.蒸留の基本
 1−1 蒸留の原理
 1−2 飽和蒸気圧線図(Cox線図)。アントワンの式。
 1−3 気液平衡(xy線図)。オスマー型実験装置。
 1−4 理論段数
 1−5 理論段数と還流比の関係

2.蒸留の方式
 2−1 充填塔、棚段塔、シーブトレイ、その他
 2−2 常圧、減圧、加圧蒸留
 2−3 回分、連続、半連続
 2−4 第3成分支援による蒸留(共沸蒸留、抽出蒸留、反応蒸留)
 2−5 実験室規模の実験装置(スルザー、SUSネット、オルダーショウ)
 2−6 水蒸気蒸留
 2−7 最近話題の蒸留(SCC、SAFE、3重自己与熱カラム)

3.実験室での蒸留実験法
 3−1 相対揮発度の実測
 3−2 HETP、Fファクターの意味と計算法
 3−3 焚き上げ量の実測法
 3−4 圧力損失の実測法

4.蒸留装置のスケールアップ
 4−1 蒸留方式の選定
 4−2 蒸留塔の運転制御
 4−3 蒸留装置スケールアップ実施例

5.蒸留塔の設計
 5−1 処理量、製品純度、回収率、圧力と温度の設定
 5−2 理論段数、還流比、圧力損失、上昇蒸気線速度、限界流量等設定
 5−3 塔高、塔径の計算

6.Excel内蔵機能の方程式自動計算(ゴールシーク)、連立方程式自動計算
  (ソルバー)による練習問題解説

7.蒸留における事故
 7−1 やってはいけない蒸留
 7−2 過去の事故例


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