希少疾病医薬品(オーファンドラッグ)の開発・薬事・事業戦略の構築【アーカイブ配信】
開催日 |
0:00 ~ 23:59 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 政策・行政 事業戦略 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
オーファンドラッグ開発支援制度の活用、
コスト高を防ぐ製造販売体制の構築
事業構築をどのように進めればよいのかを演者の経験と失敗談も交えて、豊富な企業経験を持つ講師が分かりやすく解説!
こちらは5/25実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
セミナー講師
IPSEN(株) 代表取締役 薬事・信頼性保証担当、総括製造販売責任者 鈴木 聡 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
・こちらは5/25実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
近年、スーパーコンピュータを活用した人工知能・AI等の情報処理技術の適応により、遺伝性疾患を始めとする希少疾患の病態解明が進んでいる。
加えてm-RNA医薬や遺伝子治療・再生医療等製品などの新たな創薬手法も発達しており、これらを応用した新たな稀少疾患・アンメットニーズへの挑戦がベンチャーや製薬企業で増加している。
一方で希少疾病は患者数が少ないがゆえ、その医薬品産業においてはスケールメリットが活かしづらいなど特有の問題があり、(1)臨床試験においては患者の登録や外来診療、統計処理による評価方法が難しく、(2)製造販売においては少量生産かつ広範囲の物流・販売促進になるため、売上げに対する固定費比率は高くならざるを得ない等の事情がある。
このように希少疾病医薬品は、製薬企業が社会的貢献をアピールすることはできても、単体で利益を売ることが難しいため、なかなか手を出せない領域でもあった。
しかし、現在では希少疾病薬に対する国の支援制度やこれにフォーカスした生産・物流システムを有する企業も現れてきており、ビジネスの間口は以前よりも広がりつつあるように思われる。
本講座ではこうした希少疾病の研究成果を効率的に開発・事業化に結び付けるための知識や制度を整理し、コスト戦略も含めた事業構築をどのように進めればよいのかを演者の経験と失敗談も交えてまとめてお話したい。
習得できる知識
〇 希少疾病用医薬品の定義と国の支援制度
〇 「患者中心の医療」に向けた臨床試験トレンド
〇 バリューチェーン構築のための製造・流通・販売促進トレンド
セミナープログラム
1.はじめに
2.世界および日本における希少疾病の定義と分布
2-1 希少疾患の定義と種類
- 世界・地域に特徴的な希少疾病
- 日本における希少疾患と難病の定義
- 主な患者団体と疾病啓発キャンペーン
- 患者学(患者中心の医療)の動向
3. 希少疾病に対する新たな創薬アプローチ
3-1 希少疾病における医薬品・再生医療等製品の創薬・開発事例
- 希少疾病
- 希少がん
- 希少疾患向けバイオシミラー
- 再生医療等製品(細胞加工製品、遺伝子治療製品)
3-2 日本における希少疾病用医薬品の開発
- 研究支援制度と希少疾病用医薬品指定(ODD)
- 臨床試験における課題と対応
ブリッジング試験、対照薬選定・外部対照、バーチャル治験等の事例
- 優先審査制度の概要
- 製造・品質保証・物流における課題と対応
- 製造販売後調査における全例調査と再審査制度
4.希少疾病薬の事業戦略
4-1 製造・物流に係る固定費対策の事例
4-2 販管費対策の事例
4-3 バリューチェーン構築に向けて
5.質疑応答、討論など
希少疾患,開発,オーファン,創薬,再生医療,医薬品,研修,講習会