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QCに必要な評価方法を正しく理解するための
統計など関連知識修得!
本セミナーでは分析バリデーションという狭い定義の内容だけでなく、試験そのものについて理解を深める内容としています。
【Live配信】 2022年7月21日(木) 10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2022年8月2日(火) ごろ配信予定(視聴期間:配信後10営業日)
セミナー趣旨
小林化工での健康被害を起こしたロットでは、普段ないピークが検出されていた。ところが、分析の原理を十分把握していなかったため、問題に気付きませんでした。また統計の基礎知識が弱かったため、データの持っている意味を理解できませんでした。かつ承認書と違う試験方法をバリデーションせずに使うとGMPの基本知識の欠如もあった。
本セミナーでは分析バリデーションという狭い定義の内容だけでなく、試験そのものについて理解を深める内容としています。
分析バリデーションは新規申請資料の試験方法設定時に必須になります。実際は申請だけでなく、日常の試験検査や品質トラブル解決のための新しい評価方法確立、洗浄バリデーションの試験方法作成、官能検査の実施など、多くの場面で重要な役割を担っています。また、分析バリデーションには統計的な知識も必要になります。
医薬品開発・製造では分析そのものへの知識があって実際に意味ある試験方法ができ、問題への対応が可能となります。そのための基本から総合的に学ぶ機会としたい。その他、官能検査、標準品管理についても説明します。
最近PMDAによる無通告査察などに関する試験の不備/齟齬から製品回収になっており、その対策についても紹介する。
品質トラブルが発生した時、分析の基本知識は必須です。QCの結果を100%信用していると大きなトラブルを招きかねません。QAの方で分析の経験がない方にも知っておいて欲しい基本的な内容を網羅しています。
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・ICH2Q分析バリデーション
(平成7年7月20日薬審第755号審査課長通知&平成9年10月28日医薬審第338号一部改正)
受講対象・レベル
- 予備知識は不要
習得できる知識
- 分析バリデーション(メソッドバリデーション)を知る
- 分析パラメーターを知る
- 分析バリデーションに必要な統計的な知識を得る
- 分析方法の基本を学ぶ
- 分析で注意すべき基本を知る
- 官能検査での注意事項
- 標準品管理
- データインテグリティ
セミナープログラム
- 分析バリデーションは何故必要か
- バリデーションされていないと何が起きるか
- 分析方法は手段
- 何を分析したいのか
- どこまで分析したいのか
- 分析バリデーションのいろいろ
- 新規分析法作成時のメソッドバリデーション
- 試験方法移管時のサイトバリデーション
- 代替試験法設定のバリデーション
- 洗浄バリデーションの試験方法のバリデーション
- 機器のキャリブレーション
- 機器の適格性評価(DQ、IQ、OQ、PQ)
- トレーサビリィティ
- 官能検査のバリデーションとは
- 注射剤の不溶性異物試験
- 知っておきたい統計の知識
- バラツキの概念と分析バラツキの要因
データを見るとは規格適合だけでなく、そのデータの発生確率を知ること - 95%信頼区間
- 相関係数と回帰式
- F検定&t検定
- 分散分析
- バラツキの概念と分析バラツキの要因
- 分析能パラメータ(Validation Characteristics)
- 真度(Accuracy/Trueness)
- 精度(Precision)
- 特異性(Specificity)
- 検出限界(Detection limit)
- 定量限界(Quantitation limit)
- 直線性(Linearity)
- 範囲(Range)
- 頑健性(Robustness)
- 分析方法の基本を知る
- 滴定
- 比色反応
- 誘導体の作成
- 分離分析
- GC
- HPLC
- 結晶径の違いを知る
- TG
- DSC
- X線回折
- 異物の同定
- FTIR(顕微鏡IR)
- X線マイクロアナライザー
- ラマン分光
- 標準品の設定と管理
- 国の標準品とのトレーサビリティ
- 二次標準品設定
- 製剤の標準品は99.0%以上の活用
- 標品の管理(類縁物質)
- 標準品の変更管理での品質トラブル事例
- 分析バリデーションとサンプリングの関係
- “原則品質部門がサンプリングする“の意味(GMP逐条解説&事例集から)
- QCは評価する部門、分析バリデーションはツールの検証
- サンプリングとは、製造方法、均質性、ロット構成を把握して行う
- 承認書や日局にn数が規定されていない理由
- サンプリング試料の粉砕や縮分時の注意点
- 分析方法の設定事例
- UV法をHPLC法へ
- 糖の滴定をHPLCへ
- 分析の自動化
- 特殊な分析方法の開発
- 分析方法の失敗事例
- 標準品の評価が分析方法で異なる
- 古い試験方法の対応
- 製造販売承認書の機器廃棄
- OOSを起こしやすい製剤
- OOSを起こしやすい試験
- OOS発生時のラボエラー調査
- 標準品変更時のOOS
- ラボエラーに気付かず製品回収
- PMDAによる試験不備による製品回収
- 日医工のOOSの判断不備への当局の指摘
- 規格限界値付近のデータの意味とその対応
- 欧米のOOSガイドライン
- 代替試験方法使用時の注意事項
- 製造段階の管理値との関係(OOT設定)
- 経年での評価
- 最近のPMDAによる代替試験に関する製品回収
- 代替試験法の原則禁止
- 試験方法の軽微変更と一部変更申請の記述
- 日本薬局方(JP)変更時並びに新規収載時の対応
- JP変更時の対応
- 新規収載申請時の注意点
- FDAの査察/Warning Letterとデータインテグリティ
- FDAの査察
- Warning Letter
- 欧米のデータインテグリティガイドライン紹介
- PIC/SDIガイダンス
- FDAガイダンス
- PMDAの無通告査察で指摘される前にQCの試験法などについて確認したいこと
- 試験の齟齬による回収
- 齟齬確認のポイント
- 小林化工の事例から学ぶ
- 普段ないピークへの正しい対応できず
- OOSの対応不備
- 承認書の試験方法と正しい試験方法の違い
- 判定値の統計的意味
- 含量の値
- 溶出試験の値
- 該当ロットは含量低下&逆に溶出試験の高い値の矛盾について
- 試験者の教育訓練と認定
- 認定制度
- 試験方法のノウハウ集(研修資料)
- 人が創る品質/FDAのQuality Culture
□質疑応答□
セミナー講師
(株)ミノファーゲン製薬 顧問
脇坂 盛雄 氏
セミナー受講料
定価:55,000円(オンライン受講価格:39,600円)
<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:52,250円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:55,000円(1名分無料:1名あたり27,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき27,500円で追加受講できます。
※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。
※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
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- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
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- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
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≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- PDFテキスト(印刷可)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) 医薬品・医療機器等規制 分析・環境化学
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開催日時
10:30 ~
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55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
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全国
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