細胞培養のための撹拌型バイオリアクターのスケールアップとGMP対応

無駄なく効率的にスケールアップするためには?
培養を効率化する装置と操作の設計式や、
バイオ医薬品製造施設の検討時・計画時のポイントを詳解!

セミナープログラム

【10:30~12:30】

【第1部】 撹拌型バイオリアクターのスケールアップ

大阪工業大学 工学部 生命工学科 准教授 長森 英二 氏

【講座主旨】
細胞培養を工学的な観点で無駄なく効率的にスケールアップするためには、各種バイオリアクターの特性を理解し、適切に活用するための操作設計が重要です。細胞培養やそのバイオリアクターの基本から注意点を概説します。

【講演内容】

  • 細胞培養の基本、容器(培養の形態・種類)、培地(必要な成分)
  • 細胞培養の実際、注意点(操作上の注意、老廃物除去など)
  • スケールアップの注意点、シングルユースシステム
  • 適切に制御するために測定すべき項目、センサー
  • 細胞培養を効率化するための、装置および操作の設計式(概論)
  • 現状技術の問題点、将来技術への展望

【質疑応答】


【13:30~16:00】

【第2部】 バイオリアクターによる医薬品生産設備のGMP対応

キリンエンジニアリング(株)  医薬・バイオプロジェクト部 シニアマネジャー  上根 祐 氏

【講座主旨】
バイオ医薬品の製造にはバイオリアクターが使用されることが多い、本講座ではバイオ医薬品製造(CHO細胞など動物細胞を用いたたんぱく製剤)の演者の経験から、バイオリアクター設備のGMPへの対応を含めて基礎から分かり易く解説する。

【講演内容】

  1. バイオ医薬品製造施設の検討時・計画時のポイント
    1. バイオ医薬品の背景
    2. 製造スケールの決定
    3. 製造施設の検討
    4. スケールアップとフィッティングの検討
    5. スケールアウト
    6. シングルユースとステンレス製造設備
    7. バイオ医薬品の製造工程とその留意点
  2. 建設プロジェクト時のポイント
    1. 建設プロジェクトの流れ
    2. GMPへの対応
    3. 設計時の留意点
      1. 生産性
      2. 設備スペックの決定
      3. シングルユース設備の留意点
      4. 洗浄(CIP)
      5. 滅菌(SIP)
      6. データの収集と活用
      7. その他の留意点
      8. 省エネルギー
      9. 製造用水設備と排水処理設備
    4. 据付時(施工時)の留意点
    5. 試運転時の留意点
    6. 建設後の保全活動
      1. 保全項目とその内容
      2. 保全計画
      3. 保全活動の最適化
  3. バリデーション
    1. バリデーション体系の構築
    2. ユーザー要求規格(URS)
    3. 設計時適格性評価(DQ)
    4. 据付時適格性評価(IQ)
    5. 運転時適格性評価(OQ)
    6. 性能適格性評価(PQ)

【質疑応答】

セミナー講師

【第1部】大阪工業大学 工学部 生命工学科 准教授 長森 英二 氏
【第2部】キリンエンジニアリング(株)  医薬・バイオプロジェクト部 シニアマネジャー 上根 祐 氏

セミナー受講料

1名につき55,000円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

関連記事