「ロジカルシンキング」とは

ロジカルシンキング(logical thinking)は、日本語では「論理的思考」と訳され、ものごとを筋道立てて考える思考法のことです。ビジネスの場では、2001年にマッキンゼー・アンド・カンパニー出身者によってMECEなどのテクニックが紹介されたことに端を発し、その応用性の高さから大きく広まりました。現在は、問題の分解・整理、仮説検証などを行う具体的なプロセスが確立されています。

アイデア発想法には次に示すように、大きく分けて4種類あります。

  1. 自由な連想によって刺激を受けることを目的とした方法で、ブレ-ン・ストーミング法はこれに相当します。この他にはチェックリスト法ゴードン法などがあります。
  2. 情報の組合せによって発想を得る事を目的とした方法で、形態分析法、欠点列挙法、属性列挙法、系統図法、KJ法などがあります。
  3. 他の分野の仕組み等を当てはめて発想のヒントを得ようとする方法で、焦点法、バイオニクス、NM法、シネクティクス法などがあります。
  4. 発想の枠組みを切り替えさせることを目的とした方法で、仮想状況設定法、ポジショニング法、キャスティング法などがあります。

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