質量分析の装置選定と実務、前処理からデータ解析の要諦まで 

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質量分析の真価を引き出す!最適な装置選定から前処理・データ解析までの実践ガイド 

【目次】

    【記事を最後までお読みいただくことで、実務における以下の課題や悩みが解決します】

    • 分析したい化合物に対して、どのイオン化法や分離部を選べばよいか迷うという課題
    • 夾雑物が多く、機器の調整だけでは目的成分の感度が出ないという前処理の悩み
    • 実際のサンプルを測定すると、回収率がばらつくマトリックス効果への具体的な対応策
    • ライブラリ検索のスコアだけに頼った同定に不安があり、スペクトルデータを論理的に解析したいという悩み
    • 日々の測定で発生する感度低下やベースライン上昇の原因特定と、適切なメンテナンス手順

     

    はじめに:質量分析における「真の最適化」とは何か

    「実際のサンプルを測定すると、なぜか回収率がばらついてしまう」「ライブラリ検索のスコアだけで化合物を同定することに不安がある」、質量分析(MS)は高度な分析手法である反面、対象成分の性質やサンプルの状態に応じた適切なプロセス設計を行わなければ、信頼性の高いデータを得ることはできません。本稿では、目的に応じた装置構成の最適解、感度を高める前処理、定量分析を阻むマトリックス効果への対策、スペクトルからの構造推定、そして日常のメンテナンス手法を解説します。この記事を読むことで、夾雑物の影響を抑えるサンプル精製の要領や、同位体パターンを読み解く化合物同定の進め方を習得し、日々の分析精度を大幅に向上させることができます。

     

    第1章:「何を測るか」で決まる!目的に直結するイオン化法と質量分離部の最適解

    「分析したい化合物の性質に対して、現在使用(または検討)しているイオン化法や分離方式は、本当に最適だと言えるでしょうか?」


    質量分析は、大きく分けて物質を電気を帯びた状態にする「イオン化部」と、その重さを分ける「質量分離部」の二つの主要な構成要素から成り立っています。この二つの組み合わせは、測定したいものが何であるかによって適切に変更する必要があります。


    まず、イオン化法について考えます。溶液の中に溶けている極性の高い化合物を対象とする場合、エレクトロスプレーイオン化法がよく用いられます。これは、細い管からサンプル溶液を噴霧し、大気圧の中で電気をかけることで、マイルドに物質をイオン化する手法です。物質が壊れにくく、液体クロマトグラフィーとつなげて連続的に測定するのに適しています。また、大きな分子であっても、複数の電気を帯びることで測定範囲に収まりやすくなるという特徴があります。一方で、タンパク質や高分子材料のような物質で、溶液に溶けにくいものを測定する場合には、マトリックス支援レーザー脱離イオン化法が選択されます。これは、サンプルを光を吸収する補助物質と一緒に結晶化させ、そこにレーザーを当ててエネルギーを与えることでイオン化させます。この方法は非常に大きな分子を壊さずにそのまま測定できる利点がありますが、小さな分子を測定する際には補助物質由来の信号がノイズとして現れやすいという側面もあります。


    次に、質量分離部について整理します。どの物質がどれだけ含まれているかを正確に測る「定量分析」を目的とする場合は、四重極型が主に選ばれます。四本の金属の円柱からなる空間に電圧の波を作り出し、特定の重さを持つイオンだけをすり抜けさせる仕組みです。連続的な測定に強く、装置も比較的扱いやすいのが特徴ですが、質量の見極めの細かさ(分解能)には限界があります。これに対して、未知の物質が何であるかを特定する「定性分析」や構造解析を目的とする場合は、飛行時間型が適しています。これは、イオンを一定の力で加速させ、検出器に到達するまでの時間を測る方式です。軽いものほど速く、重いものほど遅く飛ぶという原理を利用しており、質量の違いを細かく見分けることができ、対象となる質量の範囲にも制限が少ないという強みがあります。


    このように、対象化合物の特性と分析の目的を明確にすることで、論理的な装置選択が可能となります。

     

    表. 質量分析装置の構成要素における特性比較整理表

    質量分析の真価を引き出す!最適な装置選定から前処理・データ解析までの実践ガイド 

     

    【会員様限定】 この先に、質量分析を「高精度な定量・定性」に繋げる要諦があります

    ここから先は、生体・環境サンプルの共存物質による信号のばらつきを抑える「マトリックス効果対策」や、ライブラリのスコアに依存しない「スペクトルからの構造同定法」、そして装置の感度低下を未然に防ぐ「メンテナンスと原因切り分け術」について...

    質量分析の真価を引き出す!最適な装置選定から前処理・データ解析までの実践ガイド 

    【目次】

      【記事を最後までお読みいただくことで、実務における以下の課題や悩みが解決します】

      • 分析したい化合物に対して、どのイオン化法や分離部を選べばよいか迷うという課題
      • 夾雑物が多く、機器の調整だけでは目的成分の感度が出ないという前処理の悩み
      • 実際のサンプルを測定すると、回収率がばらつくマトリックス効果への具体的な対応策
      • ライブラリ検索のスコアだけに頼った同定に不安があり、スペクトルデータを論理的に解析したいという悩み
      • 日々の測定で発生する感度低下やベースライン上昇の原因特定と、適切なメンテナンス手順

       

      はじめに:質量分析における「真の最適化」とは何か

      「実際のサンプルを測定すると、なぜか回収率がばらついてしまう」「ライブラリ検索のスコアだけで化合物を同定することに不安がある」、質量分析(MS)は高度な分析手法である反面、対象成分の性質やサンプルの状態に応じた適切なプロセス設計を行わなければ、信頼性の高いデータを得ることはできません。本稿では、目的に応じた装置構成の最適解、感度を高める前処理、定量分析を阻むマトリックス効果への対策、スペクトルからの構造推定、そして日常のメンテナンス手法を解説します。この記事を読むことで、夾雑物の影響を抑えるサンプル精製の要領や、同位体パターンを読み解く化合物同定の進め方を習得し、日々の分析精度を大幅に向上させることができます。

       

      第1章:「何を測るか」で決まる!目的に直結するイオン化法と質量分離部の最適解

      「分析したい化合物の性質に対して、現在使用(または検討)しているイオン化法や分離方式は、本当に最適だと言えるでしょうか?」


      質量分析は、大きく分けて物質を電気を帯びた状態にする「イオン化部」と、その重さを分ける「質量分離部」の二つの主要な構成要素から成り立っています。この二つの組み合わせは、測定したいものが何であるかによって適切に変更する必要があります。


      まず、イオン化法について考えます。溶液の中に溶けている極性の高い化合物を対象とする場合、エレクトロスプレーイオン化法がよく用いられます。これは、細い管からサンプル溶液を噴霧し、大気圧の中で電気をかけることで、マイルドに物質をイオン化する手法です。物質が壊れにくく、液体クロマトグラフィーとつなげて連続的に測定するのに適しています。また、大きな分子であっても、複数の電気を帯びることで測定範囲に収まりやすくなるという特徴があります。一方で、タンパク質や高分子材料のような物質で、溶液に溶けにくいものを測定する場合には、マトリックス支援レーザー脱離イオン化法が選択されます。これは、サンプルを光を吸収する補助物質と一緒に結晶化させ、そこにレーザーを当ててエネルギーを与えることでイオン化させます。この方法は非常に大きな分子を壊さずにそのまま測定できる利点がありますが、小さな分子を測定する際には補助物質由来の信号がノイズとして現れやすいという側面もあります。


      次に、質量分離部について整理します。どの物質がどれだけ含まれているかを正確に測る「定量分析」を目的とする場合は、四重極型が主に選ばれます。四本の金属の円柱からなる空間に電圧の波を作り出し、特定の重さを持つイオンだけをすり抜けさせる仕組みです。連続的な測定に強く、装置も比較的扱いやすいのが特徴ですが、質量の見極めの細かさ(分解能)には限界があります。これに対して、未知の物質が何であるかを特定する「定性分析」や構造解析を目的とする場合は、飛行時間型が適しています。これは、イオンを一定の力で加速させ、検出器に到達するまでの時間を測る方式です。軽いものほど速く、重いものほど遅く飛ぶという原理を利用しており、質量の違いを細かく見分けることができ、対象となる質量の範囲にも制限が少ないという強みがあります。


      このように、対象化合物の特性と分析の目的を明確にすることで、論理的な装置選択が可能となります。

       

      表. 質量分析装置の構成要素における特性比較整理表

      質量分析の真価を引き出す!最適な装置選定から前処理・データ解析までの実践ガイド 

       

      【会員様限定】 この先に、質量分析を「高精度な定量・定性」に繋げる要諦があります

      ここから先は、生体・環境サンプルの共存物質による信号のばらつきを抑える「マトリックス効果対策」や、ライブラリのスコアに依存しない「スペクトルからの構造同定法」、そして装置の感度低下を未然に防ぐ「メンテナンスと原因切り分け術」について詳しく解説します。

      この記事で得られる具体的ベネフィット

      • 安定同位体標識化合物や標準添加法を活用し、イオン化抑制の影響を相殺して正確に定量する手法がわかります
      • 精密質量による組成推定と、塩素・臭素などの特徴的な同位体パターンから元素構成を裏付けるアプローチが掴めます
      • イオン化部の汚れや配管の閉塞、真空度の低下など、感度低下時の原因箇所を迅速に特定する手順が理解できます

       

      第2章:機器頼みはNG?感度と精度を大幅に変える、サンプルの前処理アプローチ

      「夾雑物が多くて目的成分の感度が出ないとき、機器のパラメーター調整だけで解決しようとしていませんか?」


      質量分析装置は高い感度を持っていますが、その反面、測定するサンプルの状態によって結果が大きく左右されます。特に、血液や尿などの生体由来のサンプルや、土壌抽出液などの環境サンプルには、目的の成分以外に膨大な種類の不純物(夾雑物)が含まれています。これらの夾雑物をそのまま装置に導入すると、感度の低下を引き起こすだけでなく、装置内部の深刻な汚れや目詰まりの原因となります。そのため、目的に応じた適切な前処理が不可欠です。


      代表的な前処理手法として、除タンパク法と固相抽出法があります。除タンパク法は、主に生体サンプルに対して行われます。サンプルに有機溶媒を加えることで、溶けているタンパク質を意図的に沈殿させ、遠心分離機を用いて上澄み液だけを回収するシンプルで広く使われる手法です。しかし、これだけでは十分に不純物を取り除けない場合も多いため、さらに精製度を高めるために固相抽出法が用いられます。固相抽出法は、特定の性質を持つ詰め物が充填された小さな筒(カートリッジ)にサンプルを通し、目的の成分だけを一度保持させます。その後、不純物を洗い流し、最後に適切な溶媒を用いて目的成分だけを溶かし出すという手順を踏みます。これにより、不純物の除去と目的成分の濃縮を同時に行うことが可能になります。


      前処理を行う上で重要なのは、サンプルを失わない(サンプルロスを防ぐ)ことです。容器の材質によっては、目的成分が壁面に吸着してしまうことがあります。対象物質がプラスチックに吸着しやすいのか、ガラスに吸着しやすいのかを見極めて容器を選択することが求められます。また、濃縮のために一度サンプルを乾固させた後、再び溶媒に再溶解させる工程では、溶け残りが生じないよう、対象成分の溶解性に合った溶媒を慎重に選定する必要があります。

       

      第3章:回収率のばらつきを克服!定量分析の壁「マトリックス効果」と具体的対策

      「標準品の検量線は綺麗に引けるのに、実際のサンプルを測定すると回収率がばらつく現象に心当たりはありませんか?」


      液体クロマトグラフィーと質量分析を組み合わせた定量分析において、実務担当者を最も悩ませるのが「マトリックス効果」と呼ばれる現象です。マトリックスとは、サンプル中に含まれる目的成分以外の共存物質全体のことを指します。この共存物質が、測定時に目的成分が電気を帯びた状態になる過程に干渉し、本来得られるべき信号の強さを強めたり(イオン化促進)、弱めたり(イオン化抑制)する現象が起こります。特に、エレクトロスプレーイオン化法を用いた際にこの影響が顕著に現れます。液滴の表面に共存物質が密集すると、目的成分がうまく空間に飛び出すことができず、結果として測定される値が実際よりも低く算出されてしまうのです。標準品だけを溶かしたきれいな溶液では正しい値が出るにもかかわらず、実際のサンプルを測ると数値がばらつくのは、このマトリックス効果が原因です。


      この課題に対する最も確実な対策は、安定同位体標識化合物を内部標準として用いることです。これは、目的成分の構造の中にある一部の原子を、自然界に存在する割合の少ない少し重い同位体に置き換えたものです。化学的な性質は目的成分とほぼ完全に一致するため、前処理での損失や装置内でのマトリックス効果によるイオン化の変動を全く同じように受けます。測定時に重さの違いで両者を区別し、その比率を計算することで、マトリックス効果の影響を相殺し、正確な定量が可能になります。


      しかし、すべての化合物に対して同位体を準備することは費用の面で難しい場合があります。その際の代替手段として、標準添加法があります。これは、測定したい実際のサンプルを複数に分け、そこに既知の濃度の標準品を段階的に量を増やして添加し、それぞれの信号強度を測定します。得られた直線をグラフ上で逆方向に延長し、元々のサンプルに含まれていた濃度を読み取る方法です。サンプルそのものを基準にするため、マトリックス効果を受けた状態での正しい値を算出できます。


      さらに、前段階として液体クロマトグラフィーの分離条件を見直すことも重要です。目的成分と、影響を及ぼす主な共存物質が装置に到達する時間をずらすことで、イオン化の瞬間に両者が混ざり合うのを防ぐことができます。また、単純にサンプルを希釈することで共存物質の絶対量を減らし、マトリックス効果を軽減できるケースも多いため、まずは希釈を試みることも実務的な一つの手段です。

       

      第4章:ライブラリを鵜呑みにしない!スペクトルから読み解く真の化合物同定

      「マススペクトルが得られた際、データベースのライブラリ検索のスコアだけで同定結果を判断してしまっていませんか?」


      質量分析装置から得られる質量の分布データ(スペクトル)を解析し、未知の物質が何であるかを特定する作業は、高度な判断が求められます。付属のソフトウェアを用いてデータベースと照合し、一致度のスコアが高いものをそのまま正解としてしまうことは、誤同定の大きな原因となります。データベースには世の中のすべての化合物が登録されているわけではなく、構造が似ている別の物質が上位に表示されることも少なくありません。そのため、ライブラリに頼りすぎず、データから論理的に構造を推定するアプローチが不可欠です。


      化合物同定の第一歩は、得られた質量の数値から候補となる化合物の構成要素(元素の組み合わせ)を絞り込むことです。高分解能の質量分離部を持つ装置を使用すれば、小数点の細かい桁まで非常に精密な質量を測定できます。この精密質量から、その物質を構成している可能性のある元素の組み合わせを計算し、候補を絞り込みます。


      次に重要になるのが、同位体パターンの解釈です。自然界の元素には、基本となる重さのほかに、わずかに重い同位体が一定の割合で存在しています。例えば、炭素には少し重い炭素が約一パーセント存在し、塩素や臭素などには非常に特徴的な割合で重い同位体が存在します。測定されたスペクトル上に現れる、主成分の隣の小さな山(ピーク)の高さの比率を観察することで、その物質の中に特定の元素が含まれているかどうかを論理的に裏付けることができます。


      さらに詳細な構造を知るためには、段階的な質量分析を行い、壊れた分子の破片(プロダクトイオン)を解析します。これは、イオン化した目的成分を装置内部で意図的に衝突させて細かく壊し、その破片の質量を測定する手法です。物質がどのように壊れるかには一定の規則性があります。結合が弱い部分から順に壊れていくため、得られた破片の質量をパズルのように組み立てていくことで、元の物質のどの部分にどのような構造が含まれていたのかを推測することができます。この破片のパターンを丹念に読み解くことこそが、真の化合物同定において最も信頼性の高い判断基準となります。

       

      第5章:感度低下に慌てない!安定稼働を約束するメンテナンスと原因切り分け術

      「日々の測定で徐々に感度が低下したり、ベースラインが上昇したりした際、原因箇所をスムーズに特定できていますか?」


      質量分析装置は非常に精密であるため、日々の使用に伴って少しずつパフォーマンスが低下していくことは避けられません。安定した稼働を維持するためには、トラブルが発生した際の迅速な原因究明と、日常的な保守管理が不可欠です。


      現場で最も頻繁に遭遇するトラブルの一つが、物質をイオン化する部分の汚れです。サンプルやそれに含まれる夾雑物が長期間にわたって噴霧され続けることで、熱のかかる部分に成分が焼き付き、イオンの生成効率が著しく低下します。信号の強度が全体的に落ちてきた場合は、まずこの部分の清掃を実施することが基本となります。


      また、サンプルを装置内に導入するための細い管の詰まりもよく発生します。前処理が不十分で微粒子が残っていたり、液体クロマトグラフィーで使用する塩分が析出したりすることが原因です。液体の圧力が急上昇したり、突然信号が全く出なくなったりした場合は、この部分の詰まりや漏れを疑います。


      さらに、質量分離を行うためには装置内部が高い真空状態に保たれている必要がありますが、この真空を維持するシステムの不具合も影響を及ぼします。真空を引くためのポンプのオイルが劣化していたり、装置の接続部からわずかな空気が漏れていたりすると、イオンが正しく飛ぶことができず、全体的な感度の低下やノイズの増加を引き起こします。


      これらのトラブルを未然に防ぐためには、日常の確認作業が重要です。毎日決まったチェック用の標準液を測定し、感度や質量のずれがないかを記録しておくことで、異常の兆候を早期に発見できます。また、真空度の数値や各種電圧のパラメーターを日誌として記録し、平常時の状態を把握しておくことが、原因特定の手助けとなります。

       

      おわりに:高品質なデータを生み出し続けるために

      質量分析は、物質の正体を明らかにし、その量を正確に測るための強力な技術です。しかし、その真価を発揮させるためには、最新の装置を導入するだけでは不十分です。本稿で解説したように、分析の目的に合わせて装置の構成を論理的に選定し、サンプルの性質を見極めて適切な前処理を施すことが第一歩となります。さらに、定量分析を阻むマトリックス効果への対策を講じ、得られた複雑なデータをライブラリに頼らず自らの目で解釈する力が求められます。そして、日々の丁寧なメンテナンスが、信頼性の高いデータを持続的に生み出す基盤となります。これらのプロセスを体系的に最適化していく視点を持つことが、実務における分析データの信頼性を安定して維持することにつながります。

       

       

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