設備への考え方 儲かるメーカー改善の急所101項(その63)

 

5、設備改善の基本

◆設備への考え方

 どんな仕事であっても、プロと呼ばれる人たちにとって、自分が使う道具の調整や改造はできて当たり前です。ときには道具自体を作ったりもしています。買ってきたままで使っているのなら、それはアマチュアの仕事レベルだといえるかもしれません。

 もしプロの仕事ができていないのであれば、できるようになる第一歩として、まずは設備のメンテナンスから始めてみましょう。日常点検や給油、増し締めといったレベルから、もう一歩進めたメンテナンスをして、その次には一部分でいいので、分解してオーバーホールをするのです。最初は専門家に頼んでも、その作業をじっと観察・研究して、次から自分達でできるようにしていくといいですね。

 徐々に実力を向上させていって、設備に独自のチューンナップを施せるようになったら一人前といえます。安く速く他にない製品を作れるようになるでしょう。そして最終的に、自分たちで設備自体を内製化できるようになれば、圧倒的な強みを持つことができ、間違いなくオンリーワン企業になれるのです。

 

 新型コロナウィルス感染拡大に伴って、外ではみんなが触れる物には、なるべく触らないようにしたいという人が増えています。先日、ある回転すし屋さんに行ってなるほどなぁ...と感心したのですが、テーブル上にあるQRコードをスマホで読み取ると、そのお店の私たちが座っている席専用の画面が現れて、自分のスマホで注文からお勘定まで全ての操作が簡単にできるのです。あまりの簡単さに驚きました。

 このように、これまでであったら自分ではとても無理と思われていたことが、スマホを使うと誰にでもできる時代が来ているように思います。同様に、これまでは外部の専門家に頼っていたけれど、これからは自分でできることをどんどん見つけて実行する時代になっていると思い...

ます。

今回の言葉   

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 設備はチューンナップできて一人前。内製化でオンリーワンを目指せ。
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「儲かるメーカー改善の急所<101項> 」

 日本経営合理化協会出版局 柿内 幸夫 

 

◆関連解説『生産マネジメントとは』

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