前回の序論に続いて解説します。
【目次】
第1章 混沌解明とN7(新QC七つ道具)←今回
第2章 挑戦管理とN7の選択
第3章 連関図法の使い方
第4章 親和図法の使い方
第5章 マトリックス・データ(MD)解析法の使い方
第6章 マトリックス図法の使い方
第7章 系統図法の使い方
第8章 アロー・ダイヤグラム法の使い方
第9章 PDPC法の使い方
第10章 PDCA-TC法の使い方
第1章 混沌解明とN7(新QC7つ道具)
1.1 はじめに
本書では、本来広範な適用範囲を持つN7(新QC7つ道具)の使用対象を、21世紀型スタッフワークにおける「混沌解明」と「挑戦管理」の2点に絞り込んだ上で、活用上のポイントと使い方の詳細に言及しようとしています。そして本章では、その2点のうち「混沌解明」について“混沌”の内容を、N7の使用対象という側面から分類・整理し、その各々の解明に最もふさわしいと思われるN7を選び、その選択理由を説明します。