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電磁界シミュレータを活用した小型アンテナの設計技術を学びます
また、センシングシステムやRFIDシステムの要はアンテナといっても過言ではありません。
装置に内蔵するアンテナは小型化が必須ですが、限られたスペースでは実装条件が厳しく、
周囲の環境を考慮した設計で性能を確保する必要があります。
本セミナーでは、講師が多くの企業で実施している、電磁界シミュレータを活用した
小型アンテナの設計技術を学びます。また、無償版の電磁界シミュレータ
「 Sonnet Lite 」を用いて、小型アンテナを設計・開発するための具体的な手順も学びます。
【講師】
小暮 裕明(こぐれ ひろあき)氏
小暮技術士事務所 所長 技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/
電気通信主任技術者(第1種伝送交換)
【略歴】
1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事
【専門】
電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など
【プログラム】
1 はじめに
1.1 電磁波とは何か?
1.2 無線通信と電磁波の関係
2 アンテナの分類
2.1 電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
2.2 定在波型アンテナ・進行波型アンテナ
3 RFID/電力伝送のアンテナ事例
3.1 13.56MHzの非接触カード
3.2 920MHzアンテナ
3.3 2.4GHz薄型パッチ・アンテナ
3.4 無線電力伝送のレクテナとは
3.5 無線給電システム 〜 人工心臓の無線給電など
4 通信距離優先の設計手順
4.1 UHF帯アンテナの設計手順
4.2 円偏波アンテナの評価パラメータ
4.3 通信距離を延ばすためのパラメータ
4.4 重要な共役整合の技法
5 カードサイズ・アンテナの設計手順
5.1 HF帯用アンテナ(コイル)の設計手順
5.2 リーダ/ライタ側アンテナ(コイル)の設計
5.3 タグ側アンテナ(コイル)の設計
5.4 電力伝送の評価方法
6 周囲環境の影響
6.1 周囲の金属による周波数のずれ
6.2 周囲の誘電体の影響
まとめ Q&A
【受講料】
・お1人受講の場合 47,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講料
50,760円(税込)/人
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