日米欧の規制要件をふまえた治験薬製造に係る6つの課題とその対応

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
開催エリア 東京都
開催場所 【品川区】きゅりあん
交通 【JR・東急・りんかい線】大井町駅

Validation or Verification、治験開始までの手続き(日、米、欧)、
治験薬GMP、使用(有効)期間の設定、委受託製造、QbDと治験薬製造


< バリデーションや一貫性や同等性を含むいろいろな課題 >
< 近年バイオ医薬品の開発が話題となっているが、そこには従来と異なる対応も必要となっている >
・治験薬における一貫性と同等性   
・治験薬の有効期間の設定   
・治験薬の委託製造とその管理上のポイント
・治験薬輸送とGDP   
・バイオ医薬品とカルタヘナ法

治験薬製造におけるポイント■ 
その1:治験を開始するまでプロセス~原材料の安定供給~
その2:治験薬GMPを理解する~一貫性と同等性とは~
その3:開発段階の検討内容が重要~リスクマネジメントと申請準備~
その4:バリデーションかベリフィケーションか~バリデーション/ベリフィケーションかの判断基準とは~
その5:有効期間をどう設定するか?~輸送上の安定性をどう担保するか~
その6:委託製造への対応~技術移転をどうするか~

セミナー講師

ナノキャリア(株) 研究部 部長  宮嶋 勝春​ 氏
略歴
1979.4‐2000.2  ゼリア新薬工業㈱ 製剤研究所/中央研究所
        (医療用医薬品、OTC製品の製剤開発)
1983.2‐1985.10 米国Utah大学薬学部留学
        (経皮吸収製剤の研究)
2000.3‐2006.3  テルモ㈱研究開発センター
         (リポソーム製剤の開発と技術移管)
2006.4‐2008.7  奥羽大学薬学部
               (製剤学、物理薬剤学担当)
2008.8‐2016.5  武州製薬㈱製造技術部
               (技術移管、ProcessValidation、査察対応)
2016.6‐2017.5  製剤機械技術学会 事務局長
2017.6‐        ナノキャリア㈱ 研究部 部長 
【専門/主な業務】
製剤開発(内服固形製剤、DDS製剤など)、製剤の技術移管、
医薬品製造工場におけるGMP及び査察対応

セミナー受講料

55,000円( S&T会員受講料52,250円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

医薬品の開発において治験薬製造は、避けて通ることのできない重要なプロセスである。
治験薬の品質管理失敗は、イコール開発の失敗につながる。
しかし、そこには承認された医薬品の製造とは異なる、バリデーションや一貫性や同等性を含むいろいろな課題がある。
また、特に、近年バイオ医薬品の開発が話題となっているが、そこには従来と異なる対応も必要となっている。
本セミナーでは、治験薬製造に向けた6つの重要な課題を取り上げ、そうした課題にどう対応すべきか、演者の経験を中心に紹介する。

習得できる知識

・医薬品開発における治験薬の位置付けとその特徴
・GCP省令と治験薬の関係
・医薬品GMPと治験薬GMPのポイント 
・治験を開始するまでのプロセス ‐RS戦略相談とは‐
・治験薬における一貫性と同等性
・治験薬の有効期間の設定
・治験薬の委託製造とその管理上のポイント
・治験薬輸送とGDP
・バイオ医薬品とカルタヘナ法

セミナープログラム

1.はじめに
 1.1 医薬品開発における治験薬の位置付け 
   ‐過去のトラブルとCritical Pass Initiativeとは‐
 1.2 薬機法上の治験薬とそれが意味するもの ‐治験と臨床試験‐
 1.3 マイクロドーズ試験と治験薬
 1.4 臨床薬理試験、探索的臨床試験、検証的臨床試験と治験薬
 1.5 治験薬に求められる包装

2.治験薬製造におけるポイント ‐その1:治験を開始するまでプロセス‐
 2.1 規制当局が求める治験階までのプロセスとRS戦略相談
 2.2 原料の入手と品質管理 ‐原材料の安定供給‐

3.治験薬製造におけるポイント ‐その2:治験薬GMPを理解する‐
 3.1  治験薬GMPのポイント ‐医薬品GMPと何が異なるか‐
 3.2 開発段階で治験薬も異なる? ‐一貫性と同等性とは‐

4.治験薬製造におけるポイント ‐その3:開発段階の検討内容が重要‐
 4.1 QbDに基づく医薬品開発(治験薬)とは?
 4.2 治験薬のリスクマネジメント
 4.3 申請に向けた準備が必要

5.治験薬製造のポイント ‐その4:バリデーションかベリフィケーションか‐
 5.1 治験薬GMP及びQ&A集に見る治験薬のプロセス管理
 5.2 バリデーション/ベリフィケーションかの判断基準とは?

6.治験薬製造のポイント ‐その5:有効期間をどう設定するか?‐
 6.1 治験薬に求められる有効期間とは? ‐長期保存条件ではダメ!‐
 6.2 治験薬の有効期間をどう設定するか?
 6.3 治験薬の輸送上の安定性をどう担保するか

7.治験薬製造のポイント ‐その6:委託製造への対応‐
 7.1 治験薬を委託製造する場合の課題 ‐組織・文書・人材‐
 7.2 技術移転をどうするか
 7.3 製造で問題が発生した時の対応 ‐トラブル事例を中心に‐

8.バイオ医薬品の治験薬
 8.1 カルタヘナ法とは何か
 8.2 バイオ医薬品の品質管理と治験開始までのプロセス ‐経験を基に‐
9.まとめ

    □質疑応答・名刺交換□