CO2を原料とした有機材料製造技術の研究開発動向と展望

二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、
実例と今後の展望を解説!

セミナー趣旨

 産業活動により排出された二酸化炭素が地球温暖化に関連しているかもしれないことから、二酸化炭素は、その潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれている。
 本講演では、地球温暖化と化石炭素資源枯渇へ直接的に寄与することが期待される対策として、二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観し、紹介する。

受講対象・レベル

・化学メーカー(特に、基礎化成品、樹脂・繊維)に勤務する研究開発担当者
・化学メーカー(特に、基礎化成品、樹脂・繊維)に勤務する事業部や戦略室など社業全体を統括する立場の方々
・ポリマー合成、有機合成に関する基礎的な知識、経験、興味のある方々

習得できる知識

・二酸化炭素削減のための基本的な取り組み方
・二酸化炭素削減のための最新の事例
・脱化石資源をめざす化成品製造の範囲と展望
・個別事例から見る二酸化炭素対策の現状と今後の課題
・二酸化炭素対策の将来展望を想定する際の留意事項
・化学工業と海洋プラスチック汚染問題をはじめとする環境破壊

セミナープログラム

1.二酸化炭素についての基礎事項の確認
 1.1 二酸化炭素とは
 
2.二酸化炭素の有効利用:概論
 2.1 資源・エネルギー・環境問題と二酸化炭素の関連
 2.2 二酸化炭素の変換の考え方・方法と用途
 2.3 二酸化炭素の反応メカニズム,プロセスの比較
 2.4 古典的な化学品製造プロセス
 2.5 二酸化炭素利用の現状と有効性
 
3.二酸化炭素の有効利用:事例の紹介
 3.1 化成品製造の概略
 3.2 アルコールの製造
 3.3 炭酸エステルの製造
 3.4 ポリマーの製造
 3.5 その他の化成品の製造
 
4.二酸化炭素を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造(講演者自身の取り組み)
 4.1 基礎的な知見とこれまでの開発状況
 4.2 研究開発課題と進捗
 4.3 工業化・実用化に向けた研究開発動向
 
5.現状の課題と今後の展望

□ 質疑応答 □

プログラムにはございませんが、下記のトピックスにも関連した解説を行う予定です。
・今年のG20
・Direct Air Capture (DAC)
・「地上貯留」に繋がりそうな基礎研究
・海洋プラスチック汚染問題

セミナー講師

東京理科大学 工学部工業化学科 教授 杉本 裕 氏

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】連合会館

【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術

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高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術

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