ヒューマンエラーの原因と未然防止・撲滅のための効果的な対策〜製造/工場、品質管理のための新しいマネジメントスタイル〜

ヒューマンエラーを撲滅するためには?
効果的なポカヨケの方法とは?
原因をあぶり出し、どういった対策を取るべきなのか、
豊富な事例と共に解説

セミナー趣旨

会社に来てやることを要約しますと、たったの2つです。1つは価値向上で、2つは原価低減です。売価を上げることはできませんが、利益を確保し増益のためには原価低減の取り組みが不可欠です。不良や手直しをゼロにすると、売上を上げなくとも利益は2倍にもなります。それくらい不良や手直しのムダやロスが多く潜んでいます。不良や手直しがなくならない理由は、ヒューマンエラーが発生する原因対策をしていないからです。これを撲滅するには、ツールや手法だけでなく、製造や工場、品質管理の新しいマネジメントスタイルが重要となってきます。

受講対象・レベル

・ヒューマンエラーの発生で困っておられる工場の管理監督者
・ヒューマンエラーの具体的な対策に悩んでおられる現場のリーダーや班長
・ヒューマンエラーの原因や対策の立て方を知りたい方
・社内教育担当者、社内安全衛生担当者 など

習得できる知識

・ヒューマンエラー(ポカミス)の発生の根源が見えてきます。
・ヒューマンエラーの撲滅の考え方・進め方のヒントが見えてきます。
・ポカヨケの対策の実例が多くの写真で紹介しますので、すぐに実行できるようになります。
・工場におけるマネジメントの取り組みの大切さに気づかされます。
・誰でも簡単に問題が、20件以上発見できるツールも紹介します(テキストに添付します)。

セミナープログラム

1.会社に来てやることはたったの2つ
 1)会社の目的は?
 2)原価低減と価値向上
 3)この2つを実行するには?

2.ヒューマンエラーとは?
 1)ヒューマンエラー(ポカミス)とは?定義とエラー、ミス、失敗について
 2)ヒューマンエラーを分析するのはムダ?
 3)ヒューマンエラーの99%は?
 4)ヒューマンエラーをすぐに、しかも簡単になくすヒント
 5)ユニバーサルデザインの大切さ

3.今までのヒューマンエラーの取り組み
 1)今までの多くの失敗事例
 2)本質の問題は、規律にあると考えます

4.これからのヒューマンエラー撲滅の考え方
 1)安全で働きやすい職場づくり
 2)作業環境の整備の考え方
 3)社員を安全活動に巻き込む
 4)安全確保が品質向上、生産性向上になる
 5)フィロソフィの共有化

5.ヒューマンエラー撲滅の進め方
 1)ヒューマンエラーの防止策、大事故にならない方法
 2)ハインリッヒの法則からみえること<100−1=0?100−0=200?>
 3)災害ゼロに取り組む姿勢、まずは3Sから始める
 4)ポカヨケ(注意式+規制式)の紹介と導入
 5)ポカミス対策と標準作業の関係

6)工場マネジメントの取り組み
 1)会社の財産である社員をもっと活かす
 2)マネジメントとは?
 3)新しいマネジメントスタイルとは?
 4)教えるのではなく、気づかせる大切さ
 5)規律を高めることが、ポカミスや災害を防ぐ

7.すぐにできるポカヨケ【写真による事例紹介】
 1)5S+表示標識でできるポカヨケ
 2)動作の4原則で行うポカヨケ
 3)セット化・キット化で行うポカヨケ
 4)ポカミスの真因追及のチェックリスト
 5)ポカヨケの具体的事例とコメント

8.気づかなかった問題がすぐに発見できる「観察の仕方」
 1)テキストを基にやさしく、しかも、目からウロコ的なやり方を紹介します
 【誰でも1時間で20件以上の気づきや問題点を発見できるやり方です】

<終了後、質疑応答>

セミナー講師

株式会社SMC 代表取締役 松田 龍太郎 先生

経歴
1974年3月 旧倉吉立石電機(株) 現オムロンスイッチアンドデバイス(株)に入社
 ・10年間リミットスイッチ、汎用スイッチの設計開発に従事、約150件の特許・実用新案を考案
1986年から14年間、トヨタ生産方式(TPS)の導入と推進に従事
 ・ほぼすべての部署の間接業務改善も担当、さらに協力工場様10数社にTPSを展開
2000年1月に同社退社、翌日から東京五反田の(有)エス・ピイ・エス経営研究所入社
 ・2月から欧州担当。ドイツを中心に12カ国、70社以上、210工場以上のTPSの展開と現場改善に従事
2006年10月末に同社退社、翌日に(株)SMCを創業し現在に至る
 ・Airbus、Bosch、FETTE、GKN、Siemens、SKF、ThyssenKrupp、ZF、ドイツ鉄道など大手企業ばかりでなく、「世界の隠れたチャンピオン」といわれる中小企業も多くコンサルティングしてきました。特長的なのは、TPS導入の効果もあって非常に高い経常利益率(10〜40%)を出している企業が多いことです。
専門および得意な分野・研究
TPSを基本とした現場改善全般、ヒューマンエラー、ポカミス・ポカヨケ、からくりを使った簡易自働化、段取り替え改善、工場レイアウト変更、1個流し・U字ライン、現場観察など。
キャッチフレーズは、“見えないコトを見えるようにする現場改善コンサルタント”です。
どんな現場もすぐに笑顔とともに現場の人たちが、楽しく改善を進めることができるモチベーションアップをかけられることです。ユーモア精神たっぷりで、楽しく現場改善やセミナーをやっています。
本テーマ関連学協会での活動
鳥取県労働商工部、全国のセミナー会社
執筆
・絵とき ポカミス撲滅大全 監修 日刊工業新聞社
・絵とき 簡便自働化 監修 日刊工業新聞社
・日本の製造業を立て直す「超ものづくり経営」共著 日経BP
・2002年から日刊工業新聞社様の各月刊誌に「機械設計」など16年間連続して、自らイラストを描き写真も撮ってコラムやエッセイを掲載中。現在は、「工場管理」で「ヨーロッパ発 虫の眼・魚の眼・鳥の眼」を連載中です。
・人間力向上のヒント「企業家精神」は、2000年から毎月発行中。HPでも紹介しています。
・「企業家精神」(12年間連載の約1400の格言を編さん)。
現場の問題の9割は人間関係にありますが、「がんばれ上司、現場改善の応援コラム」で上司の方々に職場の問題解決のヒント89話を紹介。

セミナー受講料

1名47,300円(税込、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


講師のプロフィール

見えないコトを見えるようにする現場改善コンサルタント。ユーモアと笑顔をセットにして、元氣一杯に現地現物での指導を心がける。難しいことはわかりやすく、例え話や事例を用いながら解説し、納得してもらえるように楽しく動機付けを行います。

松田 龍太郎

専門家専門家A まつだ りゅうたろう / 鳥取県 / 株式会社 SMC

「見たり聞いたり試したり」の”試す人”がごくわずかしないないので、現場改善が遅々として進まないので悩んでおらる方が多いと思います。その実態は、1%から数%とも言われます。その試す人達を増やすことができれば...続きを読む

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47,300円(税込)/人

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キーワード

ヒューマンエラー   安全設計手法(フールプルーフ/フェイルセイフ)・ポカヨケ

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