経営意思決定に必要な「原価計算」入門
~「意思決定会計」の思考回路・シミュレーション手法など【演習】を交えて解説~
セミナー趣旨
不確実な経済環境の下、さまざまな「原価」と向き合い、多様な経営課題の「最適解」を求める必要性が高まっています。たとえば、新規プロジェクト立案では、鶴の一声で終始すること無く、DCF法(正味現在価値法)などのプロジェクト評価を通じ、的確に採算性を判断し、将来を見通す「最適化シミュレーション」が必要になる局面もあります。
本講座では、原価計算の一分野である「意思決定会計」の基本から、事業の継続可否や最適化シミュレーションなど【演習】を通じたプロジェクトの評価方法、【Excel】機能を使う意思決定に役立つ最適化シミュレーション手法など、経営管理に役立つ「原価計算」のポイントを取り上げます。
受講対象・レベル
経営企画部門・事業企画部門・経理部門・財務部門などの、意思決定に必要な原価計算の基礎を身につけたい方など
セミナープログラム
1.さまざまな「原価」と2つの「原価計算」
1)2つの「会計」
2)「原価」と「意思決定」の関係
3)2つの「原価計算」
2.戦術的意思決定と戦略的意思決定
1)意思決定における「戦術」と「戦略」
2)戦術的意思決定と原価計算
3)戦略的意思決定と時間価値
3.最適化シミュレーションと原価計算
1)制約条件が「1つ」の場合の最適化
2)制約条件が「複数」の場合の最適化
3)原価計算によるシミュレーション技法と最適回帰モデルの探索手法
4)最適化で使うと便利な【Excel】機能
4.プロジェクトの評価方法
1)単純回収期間法
2)投下資本利益率法
3)DCF法(正味現在価値法)
4)IRR法(内部利益率法) など
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
一般社団法人価値創造機構 理事長 公認会計士
村井直志 氏
大手監査法人・コンサルファーム・税務事務所などを経て、一般社団法人価値創造機構理事長就任。日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員会委員長、経営委員会委員、税務第一委員会委員、業務委員会委員、独立行政法人中小企業基盤整備機構IT推進アドバイザーなどを歴任。第34回日本公認会計士協会研究大会に「CAATで不正会計に対処する、Excelを用いた異常点監査技法」で選抜。
【主な著作・論文】
「経理に配属されたら読む本」(日本実業出版社) 「経営を強くする会計7つのルール」(ダイヤモンド社)
「CAATで粉飾・横領はこう見抜く」(中央経済社) 「強い会社の儲けの公式」(ダイヤモンド社)
「会計ドレッシング10episodes」(東洋経済新報社) 「モダンExcel入門」(日経BP)
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
受講料
41,800円(税込)/人

