基礎から学ぶ「金属の錆(さび)を防ぐ方法」
錆(さび)の種類、水中腐食の基本モデル、イオン化傾向、腐食試験、錆が発生するパターンごとの防食対策、保管・輸送方法など、基礎知識から実務への応用まで幅広く解説!
セミナー趣旨
金属の錆(さび)は、変色や強度劣化を引き起こし、重大事故になる場合もあるため金属製品の品質管理における重要テーマです。しかも、ほとんど全ての金属で錆が発生するため、必ずと言っていいほど防食(錆を防ぐ)対策が必要になります。
そして、防食対策を正しく行うには、錆の原因となる金属腐食の発生メカニズムを理解しなければなりません。しかし、金属腐食に関しては、多くの方が「部分的な知識」しか持ち合わせておらず、防食対策が十分にできていません。さらに、金属腐食や防食対策を体系的に学ぶ場がないため、ほとんど防食対策が行われていないケースが多いのです。たとえば、金属製品を倉庫で保管する場合、何をどのように防食対策すればいいかを理解しているでしょうか?
本セミナーでは、金属の錆が起こるメカニズムと防食対策を体系的に理解できるようわかりやすく解説します。金属腐食の専門家である講師が、錆が発生するパターンごとに防食対策を紹介しますので、明日から様々な現場で防食対策を実行できるようになります。
習得できる知識
・金属腐食の基礎知識
・防食技術の基礎知識
・防食対策の進め方
セミナープログラム
- 1. 金属の錆(さび)が発生するメカニズム
- 1-1 周期表と金属元素
- 1-2 水中腐食の基本モデル
- 1-3 イオン化傾向
- 1-4 不動態皮膜
- 1-5 腐食における環境要因
- 1-6 全面腐食、局部腐食
異種金属接触腐食、孔食、すき間腐食など - 1-7応力腐食割れ
- 2.防食対策の基礎技術
- 2-1 めっき・塗装
電気めっきと無電解めっき、亜鉛めっき、ニッケルめっきなど - 2-2 電気防食
- 2-3 耐食材料
- 2-4 環境制御
- 3.金属種類別の防食対策
- 3-1 ステンレス鋼
- 3-2 アルミニウム合金
- 3-3 銅合金
- 4.製品や環境による腐食事例と防食対策
- 4-1 保管中に発生した腐食(屋外倉庫など)
- 4-2 水冷システムの腐食(プラントの水道管など)
- 4-3 さびやすい環境の腐食(海岸付近など)
- 4-4 へこみ部やすき間の腐食
- 4-5 アルミニウムの異種金属接触腐食
セミナー講師
福﨑 昌宏 氏
福﨑技術士事務所 代表/技術士(金属部門)
2005年、千葉工業大学院工学研究科金属工学専攻卒業
同年電子機器向けの金属加工メーカーに入社、2013年に建設機械メーカーに転職。
研究・生産技術部門で金属材料に関する材料開発や品質改善に従事
2017年に技術士(金属部門)取得。
2019年4月独立して福﨑技術士事務所を開業
「金属組織の分析屋」として様々な顧客の金属材料に関する課題や不具合を解決
若手技術者向けのセミナーなどを多数行う
書籍や執筆に『金属材料の疲労破壊・腐食の原因と対策』(2021)日刊工業新聞社、「機械設計」連載講座『金属材料の基礎と不具合調査の進め方』(2020)日刊工業新聞社などがある
セミナー受講料
33,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
主催者
開催場所
全国
備考
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。