これから参入する方へ向けたプログラム医療機器(SaMD)入門講座~開発のポイントや承認申請時の留意点等について~

プログラム医療機器の定義や種類から、承認申請の進め方まで、包括的に解説致します

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    セミナー趣旨

      本セミナーでは、プログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)にこれから参入する企業や開発者を対象に、基礎知識から実務上の留意点までを体系的に学びます。医療機器としてのソフトウェア開発は、通常のアプリ開発とは異なり、リスク管理、品質保証、設計開発記録、臨床評価、そして薬機法上の承認申請など、法規制に準拠した全体設計が求められます。本講座では、SaMDの定義と分類、QMS(品質マネジメントシステム)との関係、開発工程でのポイント、GMP/GVP対応、PMDAとの事前相談や申請戦略の考え方を実例を交えて解説します。後半では、AI医療機器など最新動向にも触れ、参入時に陥りやすい誤解や失敗事例から学びます。

    受講対象・レベル

    ・これから医療機器(SaMD)分野に参入を検討している企業・開発担当者
    ・ヘルスケアアプリやAIシステムを医療機器化したい開発者・スタートアップ
    ・薬機法や承認申請に関する基礎を理解したい技術者・品質保証担当者

    習得できる知識

    ・SaMD(プログラム医療機器)の定義と法規制の全体像
    ・QMS/QMS省令およびリスクマネジメントの実務理解
    ・ソフトウェア開発ライフサイクルとドキュメント整備の要点
    ・承認申請(STED)に必要なデータと留意事項
    ・AI・デジタル医療時代のSaMD開発動向と今後の展望 

    セミナープログラム

    第1章 イントロダクション:SaMDとは何か
     1-1. プログラム医療機器の定義と分類(SaMDとSiMDの違い)
     1-2. 医療機器プログラムの法的位置づけ
     1-3. 医療機器クラス分類(Class I~IV)とSaMDの位置
     1-4. SaMD参入が注目される背景と市場動向
    第2章 薬機法と関連制度の理解
     2-1. 医療機器の製造販売業許可・区分の整理
     2-2. 承認・認証・届出の違いと判断基準
     2-3. PMDA・登録認証機関の役割と審査プロセス
     2-4. 医療機器ソフトウェアと薬機法第2条・施行規則の関係
    第3章 QMS(品質マネジメントシステム)の基礎
     3-1. QMS省令の構造とSaMDにおける適用範囲
     3-2. 品質方針と文書化要求(設計・検証記録)
     3-3. ソフトウェア開発工程における設計管理の要点
     3-4. ISO13485・IEC62304との関係整理
    第4章 リスクマネジメントと安全性確保
     4-1. ISO14971に基づくリスクマネジメントの考え方
     4-2. ハザード分析・リスクコントロール・残留リスク評価
     4-3. ユーザビリティエンジニアリング(IEC62366)
     4-4. サイバーセキュリティ対応とリスク対策
    第5章 開発プロセスと設計記録の整備
     5-1. ソフトウェア開発ライフサイクルの全体像
     5-2. 要求仕様・設計・検証・妥当性確認(V字モデル)
     5-3. トレーサビリティ確保と変更管理
     5-4. 外部委託・オープンソース使用時のリスク管理
    第6章 臨床評価と有効性・安全性の裏づけ
     6-1. 臨床評価報告書(CER)の作成プロセス
     6-2. 医療データ・論文・実測データの活用法
     6-3. SaMD特有の性能評価指標と検証方法
     6-4. 医師との連携・倫理審査の対応ポイント
    第7章 承認申請・PMDA対応の実際
     7-1. STED(Summary Technical Documentation)の構成
     7-2. PMDAとの事前面談・照会対応の流れ
     7-3. 承認審査で指摘されやすい論点
     7-4. 医療機器ソフトウェア特有の追加資料と記録例
    第8章 AI・デジタル医療時代のSaMD
     8-1. AI/MLベースSaMDの規制動向と課題
     8-2. 継続学習型AIとアルゴリズム変更時の取扱い
     8-3. 海外動向(FDA、EU MDR)との比較
     8-4. デジタル治療(DTx)やPHRとの連携展望
    第9章 参入時に陥りやすい課題と対策
     9-1. “医療機器に該当する/しない”判断の誤り
     9-2. 早期段階での薬機法・QMS対応漏れ
     9-3. 設計文書・試験記録の不備と再提出リスク
     9-4. 自社体制・人材・パートナー選定の留意点
    第10章 まとめとQ&A


    *途中、小休憩を挟みます。

    セミナー講師

    合同会社ワークシフト  菊地 孝仁 氏

    ■ご経歴(就職後)
    医療機器メーカーに1987~2014年まで勤務
    製造工場での工場長を23年
    2014年退職後は、コンサルタントとして独立。
    主に、ISO13485認証取得、QMS承認などのコンサルティング
    ■ご専門・得意分野
    生産性向上、IoTやIOT活用
    ISO13485認証取得
    ISO9001認証取得

    セミナー受講料

    【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

    【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

    *学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医療機器・医療材料技術   リスクマネジメント

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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    キーワード

    医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医療機器・医療材料技術   リスクマネジメント

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