デジタルで進化する4M管理~リアルタイム監視が工場の「異常ゼロ」を実現する

変化点の可視化・リアルタイム化で工場は変わる

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信:1/15~1/23】での受講もお選びいただけます。 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     多品種少量生産工場では、突発短納期受注や頻発する設計変更への対応が必須です。従来の4M管理は重要ですが、変化の把握が遅れ、トラブル発生後の「異常管理」に陥りがちです。
     本講座では、4M管理の基本と体系的な運用手順 に加え、IoTセンサーやAI、デジタルダッシュボードを活用した「変化点の可視化・リアルタイム化」の手法を具体的に解説します。
    単なるツールの紹介に留まらず、管理図 などの統計的手法とデジタル技術を融合させ異常の「兆候」をいち早く掴む「先手管理」を実践します。スピーディーな処置による未然防止を実現し、現場の品質と生産性を飛躍的に高めることを目的とします。

    習得できる知識

    1.製造現場における4M変化点管理の目的と体系的な運用ステップ
    2.突発異常とヒューマンエラーを防ぐ「先手管理」の具体的なしくみと手順
    3.IoTセンサーやAIカメラを活用し、変化点をリアルタイムで検知・可視化する技術
    4.管理図やデジタルダッシュボードを用いた、異常の兆候を捉えるデータ分析手法
    5.工程能力(Cp・Cpk)、協力工場監査など、品質維持・管理の実践的スキル

    セミナープログラム

    1.4M(変化点)管理の基本と目的
     1-1 4M管理の目的:なぜ「変化点」に着目するのか 
     1-2 多品種少量生産における4M管理の重要性 
     1-3 4M管理対象の定義とランク付け(重点管理) 
     1-4 4M管理 7つのステップ 

    2.変化点管理の「しくみ」と「日常管理」
     2-1 計画的変更への対応
      (1)設計変更・工程変更の管理
      (2)新製品立ち上げ管理(初期流動管理) 
     2-2 日常管理の核心:「先手管理」と「異常管理」
      (1)日常管理のPDCAサイクル 
      (2)先手管理(ヒューマンエラー・ポカミス防止) 
      (3)異常管理(突発的変化への対応とアラームルート) 

    3.デジタル技術による変化点の「見える化」と「予知」
     3-1 4M変化点の「見える化」手法
      (1)4M変化点管理一覧表と管理板
      (2)デジタルダッシュボードによるKPI管理
     3-2 IoT/センサーによるリアルタイム監視 
      (1)既存設備へのセンサー導入(振動・電流・温度) 
      (2)設備の稼働監視と異常検知 
     3-3 統計的手法による「ばらつき」の把握
      (1)層別とサンプリング 
      (2)ばらつきとは(ヒストグラムの活用)
     3-4 管理図による「異常」と「兆候」の検知 

    4.4M管理の実践と高度化
     4-1 工程能力の把握と管理(Cp・Cpk) 
     4-2 重要要因・重要特性の監視
      (1)管理点・点検点マトリクス 
      (2)特殊工程の管理(妥当性確認) 
      (3)トレーサビリティ管理の構築 
     4-3 協力工場の4M変更管理
      (1)協力工場の品質管理と対策 
      (2)協力工場の評価・格付けと工程監査


    キーワード:
    4M管理,手順,変化点,見える化,協力工場,品質,設計,工程,変更,WEB,研修,セミナー

    セミナー講師

    高崎ものづくり技術研究所 代表 濱田 金男 氏
    <略歴など>
    1971年 国立長野工業高等専門学校電気工学科卒業、同年沖電気工業高碕事業所入社
    1981年 新製品設計プロジェクトリーダーとして端末装置システム設計
    2001年 沖電気実業(シンセン)有限公司 品質保証部長として、中国新工場立ち上げ
    2004年 加達利(香港)有限公司品質保証部長として品質システム構築
    2007年 東邦工業株式会社、中国深セン・上海にてPC新製品の量産立ち上げ委託生産
    2013年独立 高崎ものづくり技術研究所設立、中小製造業の品質向上、生産性向上支援
    2017年 合同会社高崎ものづくり技術研究所として法人化

    ●JRC認定 ISO9000審査員補
    ●群馬ものづくり改善インストラクター
    ●ポリテクセンター群馬 生産性向上支援訓練登録実施機関
    ●中央総合学園職業教育センター講師
     
    ATMなどの電子機器設計プロジェクトリーダー、製造工程設計・品質管理、海外工場立上げ・生産管理、ISO事務局長・QCサークル活動事務局長など、45年間でものづくりに関わる実務の経験と実績を経て、現在は群馬県を中心にものづくり企業を対象に、「新製品立上げプロジェクト支援」、製造業ですぐ使える品質改善手法・ツールの提案と普及支援活動を行っています。

    セミナー受講料

    49,500円(税込、資料付)
    ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
     ・1名で申込の場合、44,000円(税込)へ割引になります。
     ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
     ・3名以上での申込は1名につき24,750円

    ※ 会員登録とは
      ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
      すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
      メールまたは郵送でのご案内となります。
      郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

    受講について

    Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

    1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
    2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
    3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
    • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

    講師のプロフィール

    製造業に従事して50年、新製品開発設計から製造技術、品質管理、海外生産まで、あらゆる業務に従事した経験を基に、現場目線で業務改革・経営改革・意識改革支援に取り組んでいます。

    濱田 金男

    はまだ かねお / 群馬県 / 合同会社高崎ものづくり技術研究所

    日本のものづくりが優れているのは、人に受け継がれてきた優れた熟練技です。しかし、これだけでは、コロナ後の厳しい時代に生き残っていくことは困難になってきました。市場の厳しい品質要求に応えていくこと、また多様なニーズをとらえて新製品...続きを読む

     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    品質マネジメント総合   IoT   生産マネジメント総合

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    品質マネジメント総合   IoT   生産マネジメント総合

    関連記事

    もっと見る