原薬製造における洗浄プロセスの設計と洗浄バリデーション

交叉汚染防止の設備洗浄戦略とは? 洗浄バリデーション、毒性学的残留評価、DHT・CHTを踏まえた実務ポイント 
「LIVE配信」限定のセミナーとなります。アーカイブ配信はございませんので予めご了承ください。 

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    セミナー趣旨

     2021年にGMP省令が改正されたが、改正の趣旨の一つとして交叉汚染防止の強化が挙げられており、設備洗浄が今後益々重要視されることが予想される。
    設備洗浄を行うにあたっては、洗浄プロセスの設計、つまり「何をどのように洗うか(洗浄対象物と洗浄方法)」、「どこまで洗うか(クライテリアの適切な設定)」といった戦略を十分に検討し、そしてその効果を検証するための洗浄バリデーションを適切に遂行する必要がある。
     本講演では、それらを行う上で考慮すべきポイントについて、日米欧3極のガイドラインを引用しながら、近年特に注目を集めている毒性学的残留許容値、あるいはDHT、CHTといった時間的ファクター等の考え方も交えつつ、原薬製造プロセスを例に解説する。また、設備洗浄に関わる査察指摘事例を紹介し、その対策と留意点を解説する。

    受講対象・レベル

    原薬製造に携わり、GMPの基本的な事項を習得したい方

    必要な予備知識

    特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

    習得できる知識

    ・原薬製造設備の洗浄のポイント
    ・PDEやTTCを用いたHBEL設定の基礎知識と算出例
    ・洗浄バリデーションの具体的手法とプロトコルの作成例
    ・CHT、DHTに関する考え方
    ・設備洗浄に関わる査察指摘事例への対策

    セミナープログラム

     1. 設備洗浄に関する規制・ガイドラインの整理
      ・ ICH Q7
      ・ EMA及びPIC/Sの関連ガイドライン
      ・ 国内のガイドライン
      ・ FDAの関連ガイドライン 等

     2. 原薬製造における洗浄プロセスの設計と残留許容値
      2-1 設備に応じた種々の洗浄方法とその特性
      2-2 洗浄終点の設定
       ・ 10ppm基準、0.1%基準等の従来型の基準設定
       ・ PDEやTTCを用いたHBEL基準の具体的算出方法
       ・ 残留基準の緩和の可能性
       ・ 設備の共用/専用化の判断基準
      2-3 洗浄対象物質の選定と洗浄溶媒・洗浄剤の選択

     3. 原薬製造における洗浄バリデーションの具体的手法と留意点
      3-1 バリデーションの進め方と留意点
       ・ スワブ評価、リンス液評価、目視確認の具体的手法
       ・ バリデーションプロトコルの作成事例
      3-2 許容基準に達しなかった場合の処置
      3-3 洗浄バリデーションの効率化に向けた考察
      3-4 洗浄バリデーション完了後の継続的評価について

     4. DHT・CHT・バッチ間洗浄のデータ取得・設定・評価方法
      4-1 ダーティーホールドタイム(DHT)
      4-2 クリーンホールドタイム(CHT)
      4-3 バッチ間洗浄


    キーワード:
    GMP省令改正,交叉汚染防止,設備洗浄,洗浄プロセス設計,洗浄バリデーション,PDE
     

    セミナー講師

    住友化学(株)アドバンストメディカルソリューション信頼性保証室
    品質保証グループマネージャー 藤浪 道彦 氏

    【専門】
    医薬品原薬の品質保証、GMP管理業務全般

    【業界活動等】
    日本医薬品原薬工業会GMP委員会所属、東京理科大学GMP教育訓練コース(GMP対応エンジニアリング講座)講師

    セミナー受講料

    49,500円(税込、資料付)
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    • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

     

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    医薬品技術   洗浄技術

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