
分離膜の基礎と分離技術への展開およびゼオライトを用いたCO2分離技術の展望
■ゼオライトの基礎、膜分離の適用例、膜反応器への展開■
■膜分離工学の基礎、膜分離技術の基礎■ ■分離技術の省エネルギー性への理解■
■カーンボンニュートラル化に必要とされる分離技術■ ■無機分離膜技術■
★ 膜分離工学の基礎から、無機分離膜・ゼオライト膜・膜反応器(メンブレンリアクター)を徹底解説!
★ カーボンニュートラル社会構築に分離膜がどのように貢献するか、技術開発のポイントとは!
開催日時
【Live配信受講】2026年2月10日(火) 10:30~16:30
セミナー趣旨
今回は、分離技術の基礎からはじめてカーボンニュートラル社会構築に分離膜がどのように貢献するか、技術開発のポイントは何かを解説する。
習得できる知識
・膜分離工学の基礎
・膜分離技術の概要
・分離技術の省エネルギー性への理解
・カーンボンニュートラル化に必要とされる分離技術
・無機分離膜技術の概要
・ゼオライトの基礎
・膜分離の適用例
・膜反応器への展開
セミナープログラム
1.1 膜分離の概要
a.膜分離とは
b.膜分離の定量的理解
c.歴史
d.膜材料
1.2 膜による分離
a.液体混合物の分離
b.ガス混合物の分離
1.3 さまざまな膜分離装置
1.4 膜内の物質移動の理解
a.表面拡散とサイズ制御拡散
b.さまざまなポリマー膜とその分離機構
2.カーボンニュートラルに向けて分離技術が果たす役割
2.1 分離技術の現状と課題―様々な分離技術の俯瞰
2.2 新規分離技術開発の意義
a.二酸化炭素回収および削減技術
b.エネルギー変換技術
c.化学プロセス
d.水資源
3.無機分離膜の概要
3.1 無機分離膜の種類
3.2 無機分離膜の歴史
a.無孔質(緻密)膜
b.多孔質膜
4.ゼオライト膜研究開発の進展
4.1 ゼオライト膜の概要
a.ゼオライトとは
b.ゼオライトト研究の歴史
c.ゼオライト膜の誕生と発展
4.2 ゼオライト膜の作製方法
a.一般的な合成レシピ
b.膜の構造と性能の支配因子
c.構造、透過分離性の評価方法
5.ゼオライト膜による分離技術
5.1 有機物の脱水
a.バイオエタノールの脱水
b.イソプロピルアルコールの脱水
5.2 ガス分離
a.プロピレン等オレフィンの分離精製
b.芳香族炭化水素などの炭化水素分離
c.空気分離
d. CO2分離回収技術
6.膜反応器(メンブレンリアクター)
6.1 膜反応器の開発の歴史
6.2 エステル化反応への適用例
a.膜反応器の効用
b.エステル化用膜反応器の実際
c.膜反応器の挙動解析
6.3 カーボンニュートラルに対する膜反応器の期待
a.二酸化炭素の資源化技術の概要
b.膜反応器の使いどころ
c.逆シフト反応による合成ガスの製造
d.メタノール合成
e.フィッシャー・トロプシュ合成
7.おわりに
□質疑応答□
セミナー講師
教授 松方 正彦 氏
<ご略歴>
1989年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程応用化学専攻修了/工学博士
1989年4月 成蹊大学工学部工業化学科助手
1992年1月 大阪大学助手(基礎工学部化学工学科)
1996年4月 大阪大学助教授(基礎工学研究科化学系専攻:改組による)
1997年4月 早稲田大学理工学部応用化学科助教授
2001年4月 同 教授/現在に至る
<学会賞など>
1995年3月 平成7年度化学工学会奨励賞
1996年5月 平成7年度石油学会奨励賞
1998年12月 平成10年度触媒学会奨励賞
2001年2月 平成12年度日本エネルギー学会進歩賞
2014年1月 ナノテク大賞プロジェクト賞(グリーンナノテクノロジー部門)
<その他 所属・役職>
International Zeolite Association (IZA), Council Member (2016.6-2022)
(公社)化学工学会副会長(2021.5~)
(-社)日本ゼオライト学会会長(2016.4-2018.6)
新化学技術推進協会(JACI)/GSCN(グリーンサステイナブルケミストリーネットワーク)運営委員会委員長(2011.5~)
(公社)石油学会副会長(2020.6-)
(公社)日本工学会フェロー(2020.6-)
その他、学協会理事、経済産業省はじめ様々な委員会の委員兼務多数
セミナー受講料
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