吸着剤の基礎,吸着技術の基礎,除湿やCO2分離等吸着装置の概要,除湿・CO2分離他の吸着技術の現状,吸着分離装置の利用に関する注意点,各種分離技術の概要について,豊富な経験に基づき,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
【WEB受講(オンデマンドセミナー)】※10日間何度でも視聴可
※本セミナーは、オンデマンド受講となります。お申込み後、10日間繰り返し視聴可能です。
※2025年6月に収録した内容となります。
セミナー趣旨
吸着は古来より重要な物理・化学現象で家庭から産業分野まで幅広く活用されてきました。
一方、近年は省エネルギー、環境保全の観点から、より高効率なガス分離装置、CO2の回収・資源化などへの関心が更に高くなり、注目を集めています。
そこで、この吸着現象を理解し、吸着剤の基礎からシステムとして吸着装置を知ることは重要です。また、その吸着装置で使用する吸着剤の適正な選定方法や、利用にあたってより効果的な運用に役立つと思います。
本セミナーでは、まず、吸着の基礎を概説し、エネルギー・環境技術に関係する吸着剤及びシステムとしての吸着装置の利用と課題、将来に向けた展開などについて解説します。
受講対象・レベル
・吸着技術について基礎から修得したい方、問題を抱えている方
・除湿、VOC除去・回収、CO2分離、DACに携わる方
(ボイラ・エンジン、エネルギー、自動車、輸送機器、クリーンルーム、製鉄、化学)
・吸着剤・吸着装置の研究開発に携わっている方
・エネルギー、環境関連部門の方
・エンジニアリング関係の方
・吸着装置メーカーの方 など
必要な予備知識
技術者、研究者の方であれば、特に必要ありません。
高校卒業程度の化学知識を復習しておくと、理解が早いと思います。
習得できる知識
1)吸着剤の基礎知識
2)吸着技術の基礎知識
3)除湿やCO2分離等吸着装置の概要
4)除湿やCO2分離他の吸着技術の利用に関する現状について
5)吸着分離装置の利用に関する注意点
6)各種分離技術の概要 など
セミナープログラム
1.吸着分離技術の基礎
(1)吸着とは
a.身近な吸着
b.ガス分離方法の概要
(2)吸着剤の分類と特徴
a.炭素系吸着剤
b.ゼオライト等無機系吸着剤
c.その他の吸着剤
(3)吸着装置の分類と特徴
a.圧力スイング式吸着装置
b.熱(温度)スイング式吸着装置
2.吸着分離技術の応用技術
(1)空気分離技術
a.代表的吸着剤とプロセス
b.利用の現状
(2)除湿技術
a.代表的除湿剤とプロセス
b.利用の現状
(3)VOC除去・回収技術
a.代表的吸着剤とプロセス
b.利用の現状
(4)CO2分離技術
a.分離プロセスの比較
b.処理、利用の現状
c.DAC(Direct Air Capture、直接空気回収技術)の現状と課題(5)その他の利用例
3.吸着分離技術の課題と解決方法
(1)空気分離技術
(2)除湿技術
(3)VOC回収技術
(4)CO2分離技術
4.まとめ
(1)今後の展開
Q&A
質疑・応答
セミナー講師
安武技術士総合事務所 代表 安武 昭典 先生
技術士(化学部門)/技術士(CPD認定)
- 1981年3月 九州大学大学院総合理工学研究科分子工学専攻 修了
- 1981年4月 三菱重工業株式会社 入社
- 2012年4月 長菱エンジニアリング株式会社 移籍
- 2015年6月 同社取締役
- 2016年1月 MHIソリューションテクノロジーズ株式会社へ 合併
- 2022年6月 同社退職
- 2022年7月 安武技術士総合事務所 開業 現在に至る
著作
- ゼオライトの基礎と応用,辰巳 敬 他編,講談社刊,2024.5
- 新訂三版 最新吸着技術便覧 ~プロセス・材料・設計~,竹内 雍監修,N‣T‣S刊,2020.12
- 多孔質体ハンドブック 性質・評価・応用,竹内 雍監修,N‣T‣S刊,2023.6 他
所属学会
- (一社)日本エネルギー学会西部支部 副支部長、(公社)日本技術士会九州本部長崎県支部 幹事 他
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト:PDF資料(受講料に含む)
オンデマンドセミナーの場合、お申込み後の日から1週間後以降の視聴開始日を設定させていただきます。
視聴開始日のご希望を含め、詳細は主催者よりメールにてご連絡させていただきます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
オンデマンド
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
物理化学 物理化学 環境負荷抑制技術一般
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キーワード
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