
車載電池/リチウムイオン二次電池 電池材料(活物質、電解液、セパレータなど) 電池産業の脱中国依存
セミナー趣旨
昨今、大手EVメーカーの販売減速、米国政権による関税政策などにより、EV失速やハイブリッド自動車再評価といった従来のEV一辺倒の市場展望に対する変化の機運が高まっている。
一方、日本や欧米諸国が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現において、EVは最有力手段であることに変わりはなく、上述した逆風下においても市場規模は拡大を続けている。従来の楽観的なEV普及論から現実的なEV普及論に変化するなかで、車載電池および車載電池材料の役割も変換点を迎える可能性が高い。
本講義ではEVの新時代といえる産業動向における車載電池および車載電池材料市場の最新予測や新規技術トレンドを含めたビジネスチャンスについて詳説する。
セミナープログラム
1. EVを取り巻く市場環境
2. EVの長期市場予測
3. 車載電池・車載電池材料市場の展望
(1)車載電池の市場規模推移・予測
(2)車載電池材料の市場規模推移・予測
4. 車載電池の最新動向
(1)生産能力の分布状況
(2)参入・撤退の動き
(3)脱中国依存の実現性について
(4)全固体電池等の次世代電池開発の動き
5. 車載電池材料の最新動向
(1)国別生産シェアの状況
(2)参入・撤退の動き
(3)脱中国依存の実現性について
(4)資源枯渇リスク
(5)原産地規則強化の動き
(6)液系LiB向け次世代材料開発の動き
6. 車載電池・車載電池材料産業におけるビジネスチャンスの示唆と弊社レポートの紹介
7. 関連質疑応答
8. 名刺交換・交流会
セミナー講師
株式会社富士経済
エネルギーシステム事業部 第二部
主任
佐藤 浩司 氏
東京大学大学院経済学研究科修了。2014年富士経済入社。
環境・エネルギー分野におけるマテリアル関連のリサーチプロジェクトに従事。自動車や陸海空モビリティの電動化、二次電池などを専門領域として担当。
セミナー受講料
1名:37,630円(税込) 2名以降:32,630円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
ライブ配信受講
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴IDとパスワードを開催前日までにお送りいたします。
受講料
37,630円(税込)/人
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