
〜ペロブスカイトとのタンデム化での高効率化・製造コストを低減する新製法とは〜
★2025年10月31日WEBでオンライン開講。東京科学大学 西村氏、株式会社PXP 杉本氏がそれぞれの立場でカルコパイライト型太陽電池(CIS系)の薄層化・高効率・高耐久性・高信頼性化の最新動向と応用展開、ペロブスカイトとのタンデム化での高効率化・製造コストを低減する新製法とはについて解説する講座です。
■注目ポイント
★20年以上のフィールドデータに裏付けられた安定性と信頼性を誇り、長寿命が求められる屋外インフラや建築用途に最適な技術であるカルコパイライト型太陽電池(CIS系)!
★軽量で曲面対応が可能なうえ、ガラス基板に限らず樹脂基板にも適用できる柔軟性を備え、屋根・壁面・移動体など多様な設置環境に応用が広がる状況である。
★鉛フリー設計や大面積化に適している点も注目されており、環境対応と高効率化を両立する次世代薄膜太陽電池として期待が高まっている
★本セミナーでは、CISの最新技術動向から応用展開までを俯瞰し、その可能性を多角的に解説する!
セミナープログラム
【第1講】 CIS系太陽電池技術の研究開発とペロブスカイトとのタンデム化
【時間】 14:00-15:15
【講演主旨】
※現在考案中です
【プログラム】
※現在考案中です
【第2講】 軽く薄く柔軟なCIS系太陽電池の企業技術事例
【時間】 15:30-16:45
【講演主旨】
軽くて曲がる太陽光パネルが最近脚光を浴びており、中でもより軽く、設置が容易でありながら割れない特徴を持つ「ペロブスカイト太陽電池」や「カルコパイライト太陽電池」が注目されている。カルコパイライト太陽電池はマイナーな位置付けであるが、長年CIS系太陽電池として主に重いガラス型の太陽電池として実用化されてきた技術をベースにしており、変換効率はペロブスカイト太陽電池には及ばないものの、長期耐久性や量産性については実績が豊富で、軽量型太陽電池としての早期実用化が期待されている。本発表ではCIS系太陽電池関連の技術の変遷や、メーカーの変遷、最近の導入事例や今後の展開について議論する。
【プログラム】
1.フレキシブル太陽電池の現状
2.CIS系太陽電池の変遷
3.CIS系太陽電池の新展開
4.CIS系太陽電池の実証事例
5.CIS系太陽電池の今後の展望
【質疑応答】
【キーワード】
フレキシブル太陽電池、ペロブスカイト、カルコパイライト、脱炭素、SDGs
【講演のポイント】
講演者は20年近くCIS系太陽電池の研究開発・量産に携わり、太陽電池業界の栄枯盛衰を目の当たりにしてきました。これまでの技術革新のポイントや、世界のメーカーの変遷、技術の応用先の変遷などを実体験からお話します。
【習得できる知識】
・フレキシブル太陽電池の全体像
・CIS系太陽電池の変遷と今後の展開
セミナー講師
第1部 東京科学大学 工学院 助教 西村 昂人 氏
第2部 株式会社PXP 最高技術責任者 杉本 広紀 氏
セミナー受講料
●1名様 :49,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
受講料
49,500円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
レアアースレス・モーターとは?レアアースフリーの衝撃、環境と経済を変えるモーターの進化論
【目次】 現代社会はモーターなしには成り立ちません。スマートフォンから電気自動車、産業用ロボットに至るまで、私たちの生活のあらゆる側... -
HVDC(高圧直流送電)とは?HVDCが描く未来、再エネ社会を繋ぐ革新送電
【目次】 現代社会において、電力は私たちの生活を支える不可欠なインフラです。しかし、その電力供給のあり方は、気候変動問題への対応やエ... -
エネルギーハーベスティングとは?自然の力がエネルギーの新しい形に、その現状と展望を解説
【目次】 エネルギーハーベスティングは、私たちの身の回りに存在する太陽光、熱、振動、電波といった微小なエネルギーを「収穫... -
全樹脂電池とは?その仕組み、全個体電池との違いをわかりやすく解説
【目次】 近年、エネルギー技術の進化が目覚ましく、特に電池技術はその中心的な役割を果たしています。中でも「全樹脂電池」は、軽量で安全...