欧州の包装・包装廃棄物規則(PPWR)及び日本の資源法改正の最新動向と今後の展開、企業の対応

★2025年11月20日WEBでオンライン開講。西包装専士事務所 西氏が、【欧州の包装・包装廃棄物規則(PPWR)及び日本の資源法改正の最新動向と今後の展開、企業の対応】について解説する講座です。

■注目ポイント

★EUの装及び包装廃棄物規則(PPWR)、エコデザイン規則(ESPR)の概要にはじまり日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況および今後の展望と企業の対応について紹介!

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ★2025年2月、世界の環境政策をリードするEUは包装及び包装廃棄物規則を公布し、来年8月から適用されます。全ての包装材料はリサイクル可能とし、材料別の目標リサイクル率、デポジット制導入、リサイクルマークの制定、適合宣誓書の作成、生分解性バイオマスの拡大等の革新的な施策が織り込まれています。

    ★2024年7月にはエコデザイン規則が公布され、今後この2つの規則がEUのグリーンディール政策の推進役となり、国際的には現座審議中の国連の国際プラスチック条約へも大きな影響を与えています。

    ★日本は、本年5月の資源法改位により再生材料使用の義務化が決まり、設計認定基準も作られ、日本版PPWRに向けて一歩を踏み出しました。

     2025年2月、世界の環境政策をリードするEUは包装及び包装廃棄物規則を公布し、来年8月から適用される。全ての包装材料はリサイクル可能とし、材料別の目標リサイクル率、デポジット制導入、リサイクルマークの制定、適合宣誓書の作成、生分解性バイオマスの拡大等の革新的な施策が織り込まれている。又、2024年7月にはエコデザイン規則が公布され、今後この2つの規則がEUのグリーンディール政策の推進役となり、国際的には現座審議中の国連の国際プラスチック条約へも大きな影響を与えている。日本は、本年5月の資源法改位により再生材料使用の義務化が決まり、設計認定基準も作られ、日本版PPWRに向けて一歩を踏み出した。本講では、EUと日本の法改正の最新動向と今後の展望、企業の対応に関し紹介する。

    習得できる知識

    ・世界の循環型経済戦略
    ・EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)
    ・EUのエコデザイン規則(ESPR)
    ・日本のプラスチック処理の現状と課題
    ・プラスチック資源化に向けた技術開発状況

    セミナープログラム

    ■注目ポイント

    ★EUのEUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)、EUのエコデザイン規則(ESPR)の概要について解説!

    ★日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況とは!?

    ★EU27ヶ国が言葉、民族・宗教などの壁を乗り越え団結して環境政策を進める姿勢とは!?

    講座担当:牛田孝平

    ≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

     

    【プログラム】

    1. プラスチックを取り巻く環境


    2. 世界の廃棄プラスチック量と輸出量
      ・バーゼル条約の影響


    3. 国際プラスチック条約と国際的な資源リサイクル戦略
      ・国際プラスチック条約の審議は更に継続される(2025.08)、SDGs、米国、中国


    4. EU包装材及び包装廃棄物規則案の概要
     1)EUのグリーンディール政策とCircular Economy戦略
     2)EUの廃棄物政策の法体系
     3)EUの包装・包装廃棄物規則:PPWR(EU 2025/40)
      ・背景と経緯、規則の全体構成と施行予定
      ・国と事業者の責任、リサイクル可能な設計、リサイクル材の最低含有率、リユースの目標値、発生の最小化、デポジット制の導入、QRコード化、堆肥化可能包装、食品包装用向けPFASの使用禁止、、性能等級評価基準、適合宣誓書、拡大生産者責任、適用除外製品(ワイン、医薬品包装等)
      ・バイオポリマー:定義、マーク、堆肥化可能プラスチック
     4)今後の展望と日本への影響・日本企業の留意点


    5. 加盟国の先進的事例
      ・CEFLEX、仏、独


    6. EUのエコデザイン規則(ESPR:Ecodesign for Sustainable Products Regulation)の概要


    7. 日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況
      ・資源法改正の趣旨と再生材料使用の義務化
      ・経産省の委員会とWGの審議状況
      ・設計認定基準(PET、文具、化粧品容器、洗浄剤容器)
      ・プラスチックリサイクルの現状と国際的評価:サーマルリサイクルは認知されていない
        ・資源化に向けた技術開発状況(モノマテリアル、剥離剤、ケミカルリサイクル、堆肥化等)


    8. まとめ:今後の展望と企業の対応


    【質疑応答】

     


    【キーワード】

    ・循環型経済戦略
    ・国際プラスチック条約
    ・EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)
    ・EUのエコデザイン規則
    ・改正資源法

     

    【講演のポイント】

    EUのPPWRとエコデザイン規則は、今後循環型経済推進の新戦略となり、世界の環境政策を更にリードする革新的な施策となりそうである。EU27ヶ国が言葉や民族・宗教幾多の壁を乗り越えて団結して環境政策を進める姿勢を学んで戴きたい。一方、日本のリサイクルの現状と動きを知って戴きたい。

     

    セミナー講師

    西包装専士事務所 代表/(元)三菱ケミカル 西 秀樹 氏

    略歴
    1971年 三菱油化(株)(現 三菱化学)入社
     研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。その後、本社の品質保証部にて品質保証活動に従事。
    2004年 三菱化学を退職し、藤森工業(株)に入社
    2009年 東罐興業㈱に入社
    2013年 東罐興業(株)を退社後、フリーの立場で講演、執筆活動に従事
    現在に至る。

    研究・業務
    ・日本包装専士会 元会長
    ・日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
    ・ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会 元主査(元樹脂部会:三菱ケミカル)
    ・(旧)厚生省 医療用原材料マスターファイル検討委員会 委員

    その他 所属・役職
    日本包装専士会 顧問(元会長) 

    セミナー受講料

    【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
    2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

     
     

     

     


     

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂材料   食品包装   汚染物質排出抑制技術

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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    13:00

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    45,100円(税込)/人

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    全国

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    キーワード

    高分子・樹脂材料   食品包装   汚染物質排出抑制技術

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