
溶液の塗布・塗工技術および設備・装置の基礎と品質安定化~低粘度から高粘度まで幅広く解説~
■ダイコータの活用■
■ロールツーロール連続塗布ライン■
■低粘度液・高粘度液の塗工実用事例■
■円形・異形状への塗工■
■塗布面の品質トラブルへの対策■
■塗工解析による「見える化」とプロセス最適化■
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
日時
【Live配信】 2025年11月7日(金) 13:00~16:30
【アーカイブ配信】2025年11月8日(土)~11月14日(金)まで
セミナー趣旨
★ スリットダイ方式を中心とした各種塗工技術とは? なぜ今ダイコータが選ばれるのか?
★ RtoR連続塗布やシート式・異形状対応装置の実例、塗布欠陥への具体的対策を事例を交えて解説!
本講座では、スリットダイ方式を中心とした各種塗工技術の原理と構成、RtoR連続塗布やシート式・異形状対応装置の実例、さらに塗布欠陥(気泡・スジ・段差・異物など)への具体的な対策を、事例を交えてわかりやすく解説します。
習得できる知識
【塗工技術の基礎と応用】
・各種塗工方式の特徴と使い分け
・スリットダイコータの原理と構造理解
・低粘度~高粘度材料に対応した塗工プロセスの実例
【高機能塗布への対応】
・矩形・円形・異形基材への塗布技術と装置原理
・有機EL、有機TFT、透明導電膜(PEDOT、CNT、銀ナノインク)などへの応用事例
・次世代エネルギーデバイス対応:全固体電池、ペロブスカイト太陽電池への展開
【品質安定化とトラブル対策】
・塗布面の欠陥(気泡、ムラ、段差など)への具体的な対処法
・脱泡・乾燥工程における最適化手法
・膜厚均一性の確保に向けた装置制御と運転ノウハウ
【解析と理論の基礎知識】
・塗工に関わる流体力学・レオロジーの基礎
・非ニュートン流体の挙動とプロセス設計への応用
・圧力損失や塗布安定性を数値で予測する解析手法
セミナープログラム
-塗工の基礎から最新用途まで、一気に俯瞰 -
1.1 各種塗工方式の概要と選定ポイント
1.2 塗工方式の分類と適用マップ
1.3 ダイコータの特長、なぜ今ダイコータが選ばれるのか?
2.RtoR連続塗布ラインの実際(フィルム材料向け)
-高速・高精度な連続生産の鍵を握る技術とは?-
2.1 RtoR設備の構成とその機能
2.2 量産現場における設備構築の事例紹介
3.テーブルコータ®で拓く次世代デバイス開発
-ガラス・Siウェハ対応、低粘度~高粘度までをカバーする多用途対応-
3.1 テーブルコータの機能と活用範囲
3.2 低粘度液の実用事例:カラーフィルタ、有機TFT、有機EL、OPV等
3.3 高粘度液の実用事例:ガラスペースト、ダイレクトボンディングなど特殊材料への対応
4.円形・異形状への塗工:RSコータの進化
-フレキシブル、円形、異形状など形にとらわれない塗布技術-
4.1 RSコータとは? 設備構成と特長
4.2 特殊形状塗布の最新動向と対応技術
4.3 実際の製品応用例から見る可能性
5.塗布面の品質トラブル対策とその理論
-欠陥を未然に防ぐ。製膜不良への具体的な処方箋-
5.1 よくある塗布欠陥とその分類(空気同伴、縦スジ、横段)
5.2 品質安定性と塗工速度のトレードオフ
5.3 欠陥の発生メカニズムと対策事例
5.4 膜厚均一性向上のための工学的アプローチ
6.塗工解析による「見える化」とプロセス最適化
-経験則に頼らない、数値で再現する塗布プロセス-
6.1 実データをもとにした塗工挙動の流体解析事例
6.2 スリットダイ内の圧力損失と設計指針
6.3 レオメータを用いた非ニュートン流体の影響評価
□質疑応答□
セミナー講師
CF、TP、OCR、OLED、Fan-out、全固体電池、太陽電池など、幅広い分野に向けた塗工技術の開発に従事。
スリットダイコータをはじめとする各種コータの設計、プロセス最適化、塗布挙動の流体解析において豊富な実績を持つ。
https://chugai.co.jp/
セミナー受講料
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
◆S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について◆
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の24,750円)
3名で74,250円 (3名ともE-Mail案内登録必須) ※4名以上も1名追加ごとに24,750円を加算
〈1名分無料適用条件〉
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにてPDF発行いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
1名申込みの場合: 受講料 39,600円 (E-Mail案内登録価格 37,840円)
定価:本体36,000円+税3,600円、E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ(見逃し)配信について
※視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
※マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
<配布資料>
PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安にマイページよりダウンロード可となります。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講料
49,500円(税込)/人