
加水分解挙動と水溶液の調整方法・注意点、樹脂改質・粉体処理への適用、各種シランカップリング剤の詳細と使用例など。
受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時
2025年12月11日(木) 13:00~16:30
セミナー趣旨
シランカップリング剤を使いこなすための基礎知識・考え方・方法・ポイントまでを、具体的な構造や方法を交えながら解説します。
本講演では、シランカップリング剤の使用方法や選定のポイントを紹介する。また、シランカップリング剤の応用事例に加えて、既存のシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく開発されたシランカップリング剤を紹介する。
受講対象・レベル
接着に課題がある方、樹脂中にフィラーを分散させたい方にお役に立てる内容かと存じます。また、現在、汎用のシランカップリング剤を使用されている方には、開発品として特殊グレードの紹介を行いますので、参考になるかと思います。
習得できる知識
シランカップリングの基本的な使用方法、種類、開発品を含めた応用例
セミナープログラム
1.1 シランカップリング剤の構造
1.2 シランカップリング剤の作用機構
1.3 シランカップリング剤の応用事例
2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし
2.1 加水分解速度(pH、アルコキシ基数、有機官能基種依存性)
2.2 水溶液中のシロキサン組成(pHと濃度依存性、経時変化)
3.シランカップリング剤による樹脂改質
3.1 改質方法
3.2 各種樹脂への適用シラン
4.シランカップリング剤による粉体処理
4.1 乾式法と湿式法
4.2 処理状態の分析方法と具体例
5.各種シランカップリング剤の使用例
5.1 ビニルシランの使用方法について
5.2 エポキシシランの使用方法について
5.3 アミノシランの使用方法について
5.4 (メタ)アクリルシランの使用方法について
5.5 メルカプトシランの使用方法について
5.6 イソシアネートシランの使用方法について
6.最新のシランカップリング剤
6.1 長鎖シランカップリング剤の紹介
6.2 短鎖シランカップリング剤の紹介
6.3 官能基保護型シランの紹介
6.4 VOCフリー型シラン水溶液の紹介
6.5 その他新規シランカップリング剤の紹介
□質疑応答□
セミナー講師
https://www.silicone.jp/products/type/silanecoup/index.shtml
https://www.silicone.jp/guide/
セミナー受講料
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
◆S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について◆
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
〈1名分無料適用条件〉
※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円 )
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
受講について
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)
<配布資料>
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安にマイページよりダウンロード可となります。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講料
49,500円(税込)/人
前に見たセミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
静電粉体塗装とは?常識を覆す塗装技術!静電粉体塗装の可能性
【目次】 今日の製造業において、製品の表面処理は品質と機能性を左右する重要な工程です。その中でも、環境負荷の低減と高性能化を両立する... -
DEHPとは?危険性や健康への影響、身近な製品例と安全な代替品まで解説
【目次】 DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)、この耳慣れない化学物質が、私たちの日常生活に深く根ざしていることをご... -
撓鉄(ぎょうてつ)とは?1200年の歴史が生んだ日本の鍛鉄技術、その美学と技能継承の課題を解説
【目次】 日本には、1200年以上の時を超えて受け継がれる「撓鉄(ぎょうてつ)」という独自の伝統技術が存在します。この技術は、熱した... -
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足...