
技術者・研究者のための仕事にすぐに役立つロジカルライティング研修
☆例題や事例によるワークを行って、読み手に伝わり納得させられる文書の書き方の具体的な手法を習得していただきます!
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー趣旨
デジタル社会が進展している中で、紙文書やメールでの情報伝達からメッセージアプリやチャットツールへとコミュニケーションの形が変わってきています。簡潔でシンプルな伝え方が求められるようになって、文章を書く力がますます重要になっています。しかしながら、理系の技術者・研究者・開発者は、文章を書くことに苦手意識があり、苦労して作成した文書が難解で分かりにくいと言われてしまうことも多々あります。
本セミナーでは、ロジカルシンキングを基礎としてわかりやすい文書を作成できるロジカルライティングを基本から学びます。すぐに実践して仕事に活用できるように、例題や事例によるワークを行って、読み手に伝わり納得させられる文書の書き方の具体的な手法を習得します。技術文書や業務文書、論文や書籍、国際標準規格、WEBコラムなど多岐に渡ってたくさんの文書を書いてきた講師が、技術者にも理解しやすく実践できる、ロジカルに文書を書く方法を解説します。
受講対象・レベル
・化学・エレクトロニクス・機械・自動車・医薬品・食品メーカーなどの主に若手~中堅の研究者・開発者・技術者
・その他職種や階層を問わず文系や管理職でも受講可
習得できる知識
・誰でもがスラスラ読める分かりやすい文章が書けるようになり、評価が上がる。
・相手に伝わる文章が書けるようになり、コミュニケーションのスキルが向上する。
・論文や提案書・報告書の分かりやすい書き方が身に付き、高い成果につながる。
・発表やプレゼンにも活用できる文章力・表現力が身に付き、提案が採用される。
・自分の考えや意見を整理できるようになり、問題解決が素早く正しくできる。
セミナープログラム
1.はじめに
2.文書が分かりにくいのは、なぜかを考える
2-1なぜ技術者の文書は読み手に伝わりにくいのか?
2-1-1 技術者によくある陥りやすい落とし穴
2-1-2 情報過多によるリスクと読み手が求めること
2.2 文書を作成するのは何のため?
2-2-1 仕事・業務で使う文書の種類
2-2-2 文書を書く目的と伝えたいこと
2-3 読み手の立場で考える文書に書くべきこと
2-4 分かりやすい文書作成の「2段階3ステップ」
3.ロジカルシンキングとロジカルライティング
3-1 MECEを意識した情報の分類と整理
3-2 情報から結論を導くピラミッドストラクチャー
3-3 ロジックツリーで課題を分解して原因を探る
3-4 空・雨・傘のフレームワークで説明する
3-5 整理した情報から文書の構成へ展開する
4.分かりやすい文書を書くための技術
4-1 相手に合わせて伝える情報を考える
4-1-1 代表的な文書の構成法とそれぞれの特徴
4-2-2 目的に応じた順序で伝えるストーリー
4-2 技術内容の分かりやすい書き方の手法
4-2-1 サマリー(概要)の作成方法とポイント
4-2-2 詳細内容を書く順序と箇条書きの活用
4-2-3 本文と関連付けた効果的な図表の使い方
4-3 文章での分かりやすい表現方法とテクニック
4-3-1 一文は短く簡潔に書く
4-3-2 主語と述語で明瞭に書く
4-3-3 修飾語と接続詞の効果的な使い方
4-3-4 言葉の使い方と専門用語
4-4 作成した文書を推敲する時のポイントとコツ
5.ロジカルライティングの実践と応用
5-1 背景や前提を揃えておく重要性
5-2 業務文書・技術文書への実践的な応用
5-2-1 報告書の書き方
5-2-2 提案書・企画書の書き方
5-2-3 論文・技術説明の書き方
5-3 日常業務での実践方法と活用のポイント
6.総合演習:ケース問題を用いた文書作成演習
6-1 実際に技術報告書・提案書などを執筆して仕上げる
6-2 作成した文書の発表と工夫した点の共有
6-3 相互フィードバック・講師からのフィードバック
7.まとめと振り返り
【質疑応答】
キーワード:
ロジカルライティング,シンキング,論理思考,文書,文章,論文,書類,セミナー,研修,講座
セミナー講師
(株)ディアレスト・パートナー 代表取締役 日比 慶一 氏
《略歴》
1985年3月 東京大学 工学部 電気工学科 卒業
1985年4月 シャープ株式会社 入社
2009年3月 早稲田大学大学院 商学研究科 ビジネス専攻 修了(MBA)
2012年12月 シャープ株式会社 退社
2014年1月 アイホン株式会社 入社
2021年3月 株式会社ディアレスト・パートナー 設立 代表取締役
《活動・兼務・学位など》
・事業構想大学院大学 特任教授
・画像電子学会編集委員、映像情報メディア学会編集委員・論文査読委員を歴任
・元総務省情報通信審議会専門委員、国際機関ITU/ISO-IEC/3GPPでの専門家活動実績
・経営管理修士(MBA)
《表彰歴》
・TTC表彰(1996年11月)、日本ITU協会賞『国際活動奨励賞』(2002年5月)
《著書(共著)》
・映像情報メディア学会編「ディジタルメディア規格ガイドブック」オーム社
・大久保榮/川島正久監修、MCR編「H.323/MPEG-4教科書」IEインスティテュート
・丹康雄監修、宅内情報通信放送高度化フォーラム編「ユビキタス技術 ホームネットワークと情報家電」オーム社
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。
・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
※両名の会員登録が必要です。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
55,000円(税込)/人