
養殖用飼料としての昆虫ミールの可能性~魚粉を超えた原料となり得るか?~
〇水産養殖の現状から、飼料になり得る昆虫種とその多彩な機能性、機能性物質の単離・精製、昆虫生産の実際と飼料利用の可能性まで。
〇世界的に注目されている昆虫の飼料利用について徹底解説。
セミナー趣旨
養殖は人類にとってなくてはならない食料供給システムになっている。しかし、養殖用の飼料には、天然魚由来の魚粉が使われており、必ずしもサステナブルな食料生産システムとはなっていない。未利用資源である昆虫は、魚粉にかわる飼料用の原料として世界的に注目されている。本講座では、昆虫の飼料利用の意義、昆虫の飼料利用の実現可能性について解説する。
受講対象・レベル
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・日本で行われている海面養殖の現状
・昆虫の飼料利用の意義
・昆虫の持つ機能性とその可能性
など
セミナープログラム
1.水産養殖について
2.水産養殖の課題
3.飼料原料となり得る昆虫種
4.昆虫の魚類に対する機能性の発見
5.昆虫の持つ機能性物質の単離精製
6.多彩な昆虫由来機能性物質の作用
7.昆虫生産の実際(ミールワームを例として)
8.昆虫ミールの飼料利用
9.昆虫の飼料利用の実現可能性
<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
愛媛大学 農学研究科 教授 三浦 猛 氏
■ご略歴
1991年北海道大学大学院水産学研究科博士後期課程修了
北海道大学水産学部助手、助教授を経て2002年より愛媛大学農学部教授
セミナー受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
受講料
40,700円(税込)/人